漫画大好きSKY-HIさんが、漫画で読者の悩みを解決していく「SKY-HIの漫画人生相談室」。
今回の質問は、「昔の自分に読ませたい漫画」!
SKY-HIさんの原動力が明らかに‥‥?
将来に向けて頑張りたいので、日高さんの若い時の後悔などお教え頂けるとありがたいです!
【回答】
はい! 『BLUE GIANT』です!!

『BLUE GIANT』ⓒ石塚真一/小学館

…すみません、前回の相談の伏線をたった一回で回収してしまいました(笑)
現在は3シリーズ目『BLUE GIANT EXPLORER』に突入した本作ですが、特に若い時に読みたかったのは1シリーズ目かなぁ。

第2シリーズ『BLUE GIANT SUPREME』第1集

実際に若い時に読んでその後の人生で影響を与えた漫画といえば『バクマン』なんですが、あれは完璧な友情・努力・勝利でしたよね。
特に計算型、逆算型の天才である高木秋人君の、リアリストでありながら純粋で、時にシリアス、時にコミカルに目標を設定して立ち向かっていく姿勢には、シンパシーを感じました。
ただ、『BLUE GIANT』の主人公、大にはそういった「賢しさ」はありません。
行動の原理は常に「愛」です。
彼は田舎の高校から、「世界一のサックスプレーヤー」を目指して奮闘するのですが、
まぁ当たり前ながら最初は初心者でヘタクソなわけですから、誰の目から見ても荒唐無稽な話なわけで。
彼は失敗と成功を繰り返します。
まぁ当たり前ながら最初は初心者でヘタクソなわけですから、誰の目から見ても荒唐無稽な話なわけで。
彼は失敗と成功を繰り返します。
毎日続ける努力や、作戦とも呼べない様な愚直な作戦、馬鹿だと周りに言われ続けても貫き続ける信念、
その全ては、実は「成功への最短距離」をしっかりと大が見つめていられているからにすぎません。
どうしても実際に生きていると、努力に飽きてしまったりすることがあります。
それはまだいいんですが、
それはまだいいんですが、
「努力をしていることに夢中になってしまって(酷い時には陶酔してしまって)見当違いの努力を続けてしまうこと」
これは大きな罠だと思います。
当然、なにかを成そうと思ったら、重ねた努力の上にタイミングの神様が降ってくること以外に成功はないわけですが、
重ね方を間違った努力の上にはなんのタイミングも降ってきませんし、時には足を引っ張ってしまいます。
努力の種類、時間のかけかた、「自分は何の山に登ろうとしてどんな登山具が必要なのか」をしっかりと見据えないと、「足を引っ張ってくる努力」というものは確実にあります。
そもそも時間自体が有限だしね。
そもそも時間自体が有限だしね。
サッカーに夢中になりすぎて前腿に筋肉がつきすぎたり、がむしゃらなトレーニングで筋肉を無我夢中でつけた結果パフォーマンスが落ちるどころか怪我に繋がったり、姿勢に影響が出たり。
若い頃から、「適切なトレーニングとは?」をしっかりと知れていたらなぁと思う事は枚挙にいとまがありません。
まぁ、サッカーに関しては結果自分には無尽蔵の体力が手に入ったり、そもそも楽しかったりしましたし、
「適切なトレーニングや相談を若い人に」という意識は、今後自分の会社で若手アーティストを育てていく上で必ず役に立つでしょう(余談ですが先日会社を立ち上げました)。
あなたはまだ13歳という事ですし、「一体どんな山を登りたいのか」「そのために必要な登山具はなんなのか」
いえ、ひょっとしたらその前にそもそもあなたが魚であれば山じゃなく海を目指すべきでしょうし、
「あなたは何処を目指すべきなのか」みたいな事を考えてみると、20年後のあなたに感謝されるかもしれませんね。
「あなたは何処を目指すべきなのか」みたいな事を考えてみると、20年後のあなたに感謝されるかもしれませんね。
まぁ結果だけでいえば、俺も20年前の俺にも感謝してます。
あなたを含めて、今会えた人との縁はそこから始まって作られていってるのですから。
あなたを含めて、今会えた人との縁はそこから始まって作られていってるのですから。
友達もスタッフもファンも皆いつもありがとう!
(こんな締め方でいいのか)

SKY-HIさんオススメの音楽マンガ
『BLUE GIANT』試し読みはコチラ!
さらに、SKY-HI YouTube Channelにて、
「全くタメにならない漫画人生相談室」を12月5日に公開!
コチラもお見逃しなく!


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