ここまでの『パラレルパラダイス』をおさらい!
男子高校生・太多 陽太(ただ ようた)は、ある日突然女性しかいない異世界に迷い込む。
陽太は、神鳥ジーニアスから、この世界の女性に短命の呪いがかかっていることを聞く。呪いを解くには交尾をするか、元凶の〈嫉妬深い神〉を倒すしか方法はないと教えられ、聖騎士(パラディン)のルーミと共に〈嫉妬深い神〉を倒すための旅に出る。
海の街リールと砂漠の街サンドリオを〈嫉妬深い神〉の手下である魔女の手から救った陽太は、サンドリオの地下遺跡で<嫉妬深い神>として眠る幼なじみ・仁科(にしな)を目覚めさせた。
三千年間のコールドスリープから目覚めた仁科は、全ての記憶を失っていた。仁科の記憶を取り戻すため、陽太は操憶(そうおく)の魔女・サーニャが住むアルスレイヤに向かった。国を統べる国母(こくぼ)のお膝元であるアルスレイヤで、陽太はお尋ね者となっていた。

▲アルスレイヤを守る上位ガーディアン〈グランドスール〉の3人。
街を仕切るガーディアンのピアノ、ロミー、ユーマ、トリスは、人々を呪いから解放するために国母に逆らい、陽太に加勢する。国母の命令を後ろ盾に衛兵たちを惨殺するミミを捕え、陽太たちは仁科をサーニャの元へと連れて行った。ユーマとトリスは、サーニャに対価としてミミを引き渡し仁科に魔法をかけてもらうが、〈嫉妬深い神〉となった三千年前の記憶だけは欠落したままだった。
魔法が失敗したと判断したユーマは仁科を殺そうとするが、傷一つつけられなかった。サーニャは〈嫉妬深い神〉を殺せる「神殺しの剣」の存在を教える。男にしか扱えないという剣の存在を知った陽太は、いずれ訪れる選択の時を思い、躊躇っていた。

▲ユーマに斬られるが、再生する仁科。
キャラクター紹介








