沢口愛華、芸能事務所「インセント」所属を発表!!
令和のグラビアクイーン・沢口愛華が、6月より芸能事務所「インセント」に所属することを発表した。
©Takeo Dec./ヤングマガジン
「ミスマガジン2018」で見事グランプリに輝き、その後数々の雑誌のカバーを総なめし、瞬く間にグラビア界を席巻する存在にまで急成長。
1st写真集『でらあいか』、2nd写真集『背伸び』も共に大ヒット。
ミスマガ受賞後も地元・名古屋を拠点に芸能活動を続けていたが、今年の3月末でそれまで所属していた「名古屋美少女ファクトリー」を退社、4月からフリーランスで芸能活動していくことを報告し、その後の動向に注目が集まっていた。
今後は女優として活動していくことを目標に、グラビアやタレント活動なども続けていく。
ミスマガのオーディション時、まだ15歳だった沢口愛華。
当時芸能活動を始めてわずか一年だった沢口が「令和のグラビアクイーン」になるまでの軌跡を見てきたヤングマガジン編集部だからこそ、改めて聞ける想いがあるのではないか、そう思い立ちスペシャルインタビューを敢行!
3年間のグラビア活動を通して感じたことや、ミスマガに対する意外な(?)想いを熱く語ってくれた。
「ミスマガがなければ今の私はない」
ーー「ミスマガジン2018」グランプリを受賞してからの約3年、どうでしたか?
沢口「ミスマガジンから活動をスタートしていなかったら、とっくに芸能界を辞めていたと思います。芸能活動を辞める・辞めないの狭間で悩んだとき、『私はミスマガのグランプリを取ったんだ』っていう自信がモチベーションになって、辞めずにいられた。ミスマガから繋がってファンになってくれた方々や、スタッフさんたちのお陰で今までやってこられたと思っているので、感謝してもしきれないです」
ーーいつも飄々としている沢口さんからそんな言葉が聞けるなんて、感激です‥‥!
沢口「(笑)。東京の芸能界のことも何も知らなくて、右も左もわからなかったけど、ミスマガのスタッフさんやミスマガでの活動から本当に色んなことを教わったんです。信頼できるカメラマンさん、スタイリストさん、ヘアメイクさんとも出会えましたし」
ーーこの3年間で一番印象に残っていることは?
沢口「『劇団ミスマガジン』での舞台『ソウナンですか?』ですね。名古屋の事務所に入るときからずっと女優になりたいと言ってきて、自分の夢に一番近づけた瞬間だったと思います。稽古から本番までの期間中『なんで自分は上手にできないんだろう』『どこがだめなんだろう』とずーっと考えて、モヤモヤしたり、焦ったり......演技の勉強をしたのも、あんなに自分と向き合ったのも全てが初めてでした。舞台を終えたときの充実感もすごかったし、あの時間を経験できて本当によかったと思っています」
「ミスマガジン2018」受賞者5名と、ベスト16のメンバー4名からなる9名で結成された「劇団ミスマガジン」が、ヤングマガジンで連載中の人気コミックス『ソウナンですか?』を舞台化。脚本・演出は竜史氏が務めた
ーーあの稽古の中で、沢口さんの意外と負けず嫌いな一面や、やるときはやるというかっこよさを見ました。
沢口「一見やる気なさそうなんですけど、実は色々考えてました(笑)。主役をいただいてましたし、やるからにはちゃんとやろうって」
「最年少じゃなくてもグラビアで活躍できることを見せたい」
ーー当時、ミスマガ2018では最年少でした。そのことで悩んだりしましたか?
沢口「メンバーの皆は優しかったからミスマガ内でのコミュニケーションに悩むことはなかったけど、グラビアをやるにあたって色々な意見はいただきましたね。『15歳だから、若いからグランプリになったんだ』って、たくさん言われました。だから今は、最年少じゃなくてもグラビアで活躍できるということも知ってほしくて頑張っています」
2018年、発売されたばかりの初ソロ表紙のヤンマガを持って舞台『ソウナンですか?』の稽古中に撮影したオフショット。15歳のグランプリガールが表紙を飾ったこの号は大反響を巻き起こした
ーー実はそんな想いを秘めているのに、いつもマイペースな雰囲気を醸してますよね。
沢口「あまりそういう部分を見せたくないんです。あからさまに強い想いを出しすぎると、協調性がない人に見えたりするし(笑)」
ーーグラビアのポージングもちゃんと勉強していると知ったとき、いつもの沢口さんからはあまり想像できなくて驚きました。普段はそういうことを絶対言わないから。
沢口「言ってどうにかなるわけでもないので‥‥(笑)。読者の方はそんなこと関係なく何も知らずに見てくれるから、常にいい状態でありたいって思います」
ーー今後も内なる闘志を燃やしていくスタイルということで。
沢口「そうですね。シュッシュッってやっていきます(小さいファイティングポーズを取りながら)」
「いつもグラビアの現場に救われた」
ーーグランプリを受賞後はグラビアのオファーが殺到して突然忙しくなり、沢口さんの気持ちが追いついていないのかなと感じることもありました。そういうときはどういう風に乗り越えましたか?
沢口「急激にオファーをいただくことが増えて、学校と仕事の両立もあるし、疲れが溜まったりしたことはありました。気持ちの面でも確かにちょっと追いついていない部分はありましたね。でも実際現場に行くとスタッフの皆さんは優しいし、グラビアの仕事は自分が好きでやっていることだからすごく楽しくて‥‥グラビアの現場にいつも救われてました」
ヤンマガの撮影でのオフショット
ーーこれからもグラビアは続けていきたい?
沢口「新しいことにも、もちろん挑戦したいです。でも、ミスマガの同期や後輩で少しずつグラビアのお仕事から離れる人もいて、だからこそ自分はグラビアも続けたい、グラビアに出たいって思います。ミスマガは色んなきっかけをくれるすごくいいコンテストだと思うから、『ミスマガジンを途絶えさせたくない』って気持ちがあります」
ーー15歳だった沢口さんが、3年経った今、そんなことを言ってくれるなんて‥‥(涙)
沢口「女優を目指して頑張ろうと思っていて、でも自分にはできないかもって自信をなくしてしまうこともあるんです。そんなときにミスマガでやってきたことを思い出すと、『いや、多分できる、大丈夫』って前向きになれる。今までのミスマガでの経験が自信になっています」
3年間で飾ったヤンマガのソロ表紙はなんと16回!
週刊ヤングマガジン、月刊ヤングマガジンで飾った表紙の数は計16回!
今回は沢口ソロ表紙の週刊ヤングマガジンを並べて、特に記憶に残っている撮影の思い出話をしていただきました。
沢口「ヤンマガのどの撮影もすっごく楽しくて、どの写真も好きだから選べないんですけど‥‥それぞれのロケが全て大事な思い出です。ページを見るとすぐ記憶が蘇ってくる!」
初のソロ表紙! 初の海外ロケ! [2018年ヤングマガジン48号]
沢口「グランプリを受賞して、初めてのグアムロケ! 原点ですね。この巻頭グラビアの最初のページが結構SNSでも拡散されて、これがきっかけでたくさんの人に知ってもらえたかなと思います」
沢口がたくさんの人に知ってもらえるきっかけになったという巻頭グラビアのトビラのカット(©Takeo Dec./ヤングマガジン)
周りから好評だったギンガムチェックの水着 [2019年ヤングマガジン46号]
沢口「ヤンマガに出るといつも周りからよい反応をいただくんですが、この号は特に色んな人に『可愛かった』って言ってもらえました。これも1ページ目の水着がすごく好評で、自分でもお気に入り。学校でも撮影して楽しかったな〜」
周りから好評だったギンガムチェックのワンピース水着(©佐藤裕之/ヤングマガジン)
思い出がいっぱいの初タイロケ [2020年ヤングマガジン12号]
沢口「タイでのロケが本っ当に楽しくて‥‥撮影の中では、一番の思い出かもしれません。衣装も写真も全部可愛くてお気に入りだし、撮影以外の時間もすっごく楽しかった。昆虫食にチャレンジしたり、トラを触る経験をしたり‥‥」
トラと触れ合える「タイガーキングダム」で初めての体験にドキドキ。トラのぬいぐるみがついたキャップを購入し、ご満悦の様子
沢口「あとはホテルで撮影したこのカット、周りからすっごく褒めてもらえました! 自分でもとても気に入ってます」
実は編集部でも大好評だったこちらのカット(©Takeo Dec./ヤングマガジン)
沢口「どれも大切な思い出です!!」
今後の抱負は?
ーー新しい事務所に所属し、新たな気持ちで東京での生活がスタートしますが、今のお気持ちは?
沢口「とりあえず、まずは頑張るしかないって思ってます!」
ーー具体的な目の前の目標はありますか?
沢口「女優を目標に頑張りたいと思っていますが、まずは基礎を積み重ねること。自分が持てるものを少しずつ増やしていきたいです」
ヤングマガジン編集部は、沢口愛華のこれからを全力で応援します!
「ヤンマガWeb」で沢口愛華のグラビアを見る