アニメ『パリピ孔明』大盛況御礼!
孔明役・置鮎龍太郎 & KABE太人役・千葉翔也特別インタビュー!
孔明役・置鮎龍太郎 & KABE太人役・千葉翔也特別インタビュー!
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
いよいよ佳境に突入するTVアニメ『パリピ孔明』。
今回は、アニメ最大の見せ場となるラップシーンでアツいバトルを繰り広げる、孔明役の置鮎龍太郎さんとKABE太人役の千葉翔也さんにインタビュー!
作品の見どころや、お互いの印象からアフレコ裏話まで伺いました。
まずは置鮎龍太郎さんからお話を伺いました!
置鮎龍太郎(おきあゆ・りょうたろう) :声優。『テニスの王子様』の手塚国光役、『地獄先生ぬ~べ~』鵺野鳴介役、など数多くのキャラクターを演じる。『パリピ孔明』では、諸葛孔明役を務める。
先行配信で感じた、視聴者からのリアルな声
――いよいよアニメ『パリピ孔明』がスタートしますが、今の心境はいかがですか?
(※収録日は地上波アニメ放送スタート当日!)
置鮎:待ちに待ったという感じです。今回は、「ABEMAアニメチャンネル」で5日先行・単独最速放送という珍しい形式だったので、時差で地上波放送を迎えるのがなんだか不思議ですね。「ABEMAアニメチャンネル」は視聴者さんのコメントが流れてくるので、リアルタイムでアニメ『パリピ孔明』のリアクションが見れて楽しかったです。「タイトルはパリピだけど、意外とちゃんと三国志だね」とか(笑)。好意的なご意見をたくさん見かけて嬉しくなりました。
KABE太人役の千葉さんから感じた練度の高さ
――アニメ最大の見せ場といわれているラップシーンですが、まずKABE太人というキャラクターに対してはどんな印象をお持ちですか?
置鮎:KABEくんは、過去にMCバトル選手権で3連覇した経験を持っていて、英子ちゃんと違って輝かしい実績があるキャラクターなんですよ。なのに、「なんでKABEくんはこんなに控え目なんだろう?」と思いましたね。しかも、ラップって自己主張をするための手段みたいな面もあるから、なおさら不思議ですよね。でも、そのギャップがKABEくんの魅力なのかもしれないです。
――KABE太人役の千葉翔也さんとの共演で印象的だったエピソードを教えてください。
置鮎:千葉くんとこうしてしっかり共演するのは、今回が初めてでしたが、まずお互いに自分のことで必死でしたね(笑)。キャラクターを踏まえてラップを歌う。これが本当に大変で、お互いかなり勉強して挑みましたが、千葉くんはラップを歌う上での役作りというか、噛み砕いてきた練度がとにかくすごかったです。かなり自分で役を作り込んだ上でのラップになっているなと感じました。
あと、ラップシーン以外でも、スタッフさんに自分の意見やアイディアをしっかりと伝えているところを見て、多くの現場で色々な経験を積んできた方なんだろうなと思いましたね。自分が若手の頃は、そんなにしっかりと意見が言えなかったので(笑)。感心して見ていました。
――最後にアニメをご覧のファンの皆さまに向けてメッセージをお願いします。
置鮎:英子ちゃんは少しネガティブな面が強い主人公ですが、世の中の人たちみんな、ポジティブな面だけじゃなくどこか薄暗い部分もあって、そこを自分なりの方法で向き合ってうまく解消して生きていると思うんです。そういったところで、共感できるキャラクターやシーンが多い作品になっているんじゃないかなと。一方で、そんな自分を応援してくれる、孔明のような人たちと繋がりたい、いや、もしかしたら既に近くにいるのかも‥‥と、希望を抱かせてくれる作品でもあるので、ぜひ多くの人に見てもらいたいですね。
Hairmake:松井祥子(addmix B.G) Stylist:原田幸枝 撮影:浜村達也
続いてはKABE太人役を務める千葉翔也さんにインタビュー!
千葉翔也(ちば・しょうや): 声優。『ヴィジュアルプリズン』の結希アンジュ役、『86-エイティシックス-』のシンエイ・ノウゼン役、『プラチナエンド』の南河水清役や『ホリミヤ』の谷原マキオ役などを演じる。『パリピ孔明』ではKABE太人役を務める。
演じて気づいたKABE太人の優しさ
――いよいよアニメ『パリピ孔明』がスタートしました。今のお気持ちを聞かせてください。
(※収録は地上波放送の翌日!)
千葉:「予想を裏切ってすごく感動した!」という感想を見かけました。多くの方は、ギャグ寄りの展開を想像していたみたいで(笑)。でも、予想を裏切られた上で感動してくださったのは嬉しかったですし、とても良いスタートが切れたんじゃないかなと感じました。
――KABE太人を演じる上で苦労した点を教えてください。
千葉:めちゃくちゃビビりなキャラを演じていたつもりだったのですが、「それだとかっこいいキャラクターだから、もっと目立たない感じで!」と言われて。かと思えば、(避けていたラップの勝負を申し込まれたことから)KABEが走って逃げ出し、自宅に戻ると、母親から送られてきた仕送りを宅配業者から受け取るシーンがあるんです。でも(そこは落ち込むのではなく)「そこは明るく出てください!」とか。でも、彼の根っこにある優しさというか“良い奴”な部分を大事にして演じるということだったので、なるほどなと思いました。
孔明役の置鮎さんから感じたチームワーク
――孔明にはどんな印象を抱きましたか?
千葉:孔明は、KABEが言われたくないことをズバズバ突いてくるんですよね。でも、KABEは傷つくというよりも「なんでそこまで言われなきゃいけないんだろう!」と奮起するので、まんまと孔明の手のひらで踊らされているなと(笑)。そして、ズバズバ突いてくる時も、半分はKABEのリアクションを見ているので、その塩梅が絶妙だなと思いました。明るいテンションでネガティブなことを言ってきたり、一方でつい聞き入ってしまうようなことも言ってきたりするので、孔明って飄々としているなと。
――孔明を演じる置鮎さんの印象はいかがでしたか?
千葉:置鮎さんは、物心が付いた頃から見ていたアニメーションに数多く出演されている方なので、恐縮しながら初対面を迎えましたね。ラップシーンの収録では、置鮎さんのような大ベテランの方が、果敢にラップに挑む様子を間近で見られたのは本当に感動しました。その姿を見て「一緒に頑張っている」という力強いチームワークを感じました。
そういえば、ラップバトルの収録終わりに「今日僕たちめちゃくちゃ頑張ったので写真撮りませんか?」と思い切って話しかけたら、置鮎さんが「俺もそう思ってたんだよ!」って言ってくださって(笑)。それがすごく嬉しかったですね。
――最後にファンの皆さまに向けてメッセージをお願いします。
千葉:アニメになったことで、音楽や映像の力で表現の幅が広がって、より魅力が増したんじゃないかなと思います。今何か頑張りたいことがある方や、反対に夢中になれるものを探している方に見ていただきたいですね。すごく前向きな力をもらえる作品なので、笑ったり、時には泣いたりして、アニメ『パリピ孔明』を見て元気になってほしいなと思います。
KABE太人登場の第6話は、地上波で5月10日(火)放送予定! チェケラ!
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