作者がこだわり抜いた銃やナイフを詳しく解説!


ヤングマガジン大人気連載作『ザ・ファブル The second contact』単行本第3巻が5月6日に発売されました!

本作の魅力の一つは、銃やナイフをはじめとした武器や道具の細密な描写。
今回は単行本発売を記念して、第1作『ザ・ファブル』で登場したそれらのアイテムを詳しく解説します。
作品の「副読本」である『ザ・ファブル 完全殺さないマニュアル 第一部公式コミックガイド』から、その一部のご紹介となります。

NIGHTHAWK CUSTOM(ナイトホークカスタム)※ファブルオリジナル


品質も顧客満足度も高い、高精度なカスタムガン

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使用者:アキラ

アメリカの高級カスタムガンメーカー「ウィルソンコンバット」に在籍していたガンスミスが立ち上げたメーカー「ナイトホークカスタム」の代表作。

使用者の好みに合わせてグリップからサイトピクチャーまで細部にわたるカスタマイズが可能。
南先生曰く、アキラの愛銃はフィリピンの闇の改造職人が作った、という裏設定があるそう。

名シーン
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ヒナコを救う山中の決闘、アキラの登場シーン。
見開きのドアップでガツンと「ナイトホークカスタム」を構える右手が描かれている。


SMITH&WESSON M37(スミス&ウェッソン M37)


精度の高さゆえ日本の警察で正式採用される
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使用者:海老原

通称「レンコン」。アメリカのスミス&ウェッソン社が開発した回転式拳銃。
1950年代に「S&W M36」をもとに素材としてアルミニウム合金を導入し、軽量化を図ったモデルだが、2006年には生産ラインから外されている。
一方、2002年には日本の警察がカスタマイズモデルを大量発注。
現在も現役で使われている。

名シーン
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当初、海老原はアキラを信用せず、レンコンの銃口をアキラに向ける。
全く動じずに頭を下げるアキラの異様な迫力が際立つシーンだ。


LUGER P08(ルガー P08)


9㎜弾を初めて使った「ナチスの拳銃」
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使用者:浜田

真黒組四代目組長・浜田の愛銃。
ドイツで開発された自動拳銃で、支点で二つに曲がって伸縮する「トルクアクション式機構」が大きな特徴。
「尺取虫」という通称もある。現在でもハンドガン用として知られる9㎜弾を初めて使った拳銃でもある。
また第二次世界大戦でも広く使われたため「ナチスの拳銃」というイメージでも知られている。

名シーン
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浜田組長の暗殺にマツが絡んでいたことを知った海老原は、組長の形見でもある「ルガー P08」を取り出して、マツに詰め寄る。


【ナイフ】JIMMY LILE SLY2(ジミー・ライル SLY2)


世界各地の軍隊で採用、通称「ランボーナイフ」
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使用者:ボス、アキラ

ボスの愛用品であり、後にアキラに贈られる。今は亡きナイフの名工、ジミー・ライル氏の作品で、シルベスター・スタローンの愛称から「SLY」と名付けられたモデル。80年代のサバイバルナイフの代表格で、当時は世界各地の軍隊で採用された。映画「ランボー」で使用されたファーストブラッドとは、ガードの形状が異なる。

名シーン
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ボスは海老原の病室に侵入し、アキラを厄介ごとに巻き込むなと忠告。
アキラを「型おくれの名刀」であるこのナイフになぞらえた。

■ファブルの武器や道具について、もっと知りたい方は、
『ザ・ファブル 完全殺さないマニュアル 第一部公式コミックガイド』をチェック!

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ザ・ファブル The second contact』(3)著:南勝久