小田原ドラゴン先生による車中泊漫画『今夜は車内でおやすみなさい。』

マンガは第1話〜第5話、それ以降は最新4話が公開となります。

セミドキュメンタリー車中泊漫画『今夜は車内でおやすみなさい。』
大好評発売中!




シャーク小笠原に教えたい! 車中泊専門誌『カーネル』による誰でも快適に寝られる車中泊入門 (DIY入門Part4


実践DIYの基本を紹介するシリーズ。電動工具を使わない、簡単で手軽なDIYアイテムとして、まずは銀マット製シェードの作り方を紹介しよう!

A.jpg 4 MB


前回の記事はこちら


フロントガラス用シェードが完成!次はピラー部分の小窓用シェードも製作


第1回ではシェードをDIYするための材料や予算とともに、第1ステップとなるフロントガラスの型紙を製作。第2回ではその続きと、銀マットの加工を紹介した。今回はフロントガラス用のシェードの仕上げと、ピラー部分の小窓用シェードを製作しよう。

1.jpg 3.79 MB
ルームミラーに沿ってカット

フロントガラスのサイズに銀マットがフィットしてきたので、次はルームミラー部分をカット。車種によってはフロントガラスにルームミラーがないタイプもあり、そのタイプは製作が手軽。今回の三菱・デリカD5(旧型)は、ルームミラーにシェードを引っ掛けることができるので、どちらがいいかは一長一短だろう。


2.jpg 3.07 MB
形と大きさをさらに詰めていく

外周部分はもっと精度を高められそうなので、さらにマーキングしてハサミでカットし、修正。この作業を根気強く行うことが重要。その作業回数がフィット感をまったく異なるものにしてくれるはず!


3.jpg 4.7 MB
ついに完成! バイザーを活用して装着

まずはフロントガラス用シェードが完成! 最後の詰めの作業だけで1.5時間かかった。でも、おかげで左右はピッタリとはまるようになった。センター部分は少しガラスと隙間が 生じてしまうが、面積が大きいので、致し方ないところ。使用時は左右のバイザーをちょっとずらして、シェードを固定することで、よりフィット 感が高まる。


4.jpg 3.48 MB
なかなかの完成度!? 慣れてくれば精度はあがる

外から見るとご覧のとおり! 隙間のない仕上がりとなっている。細部の製作まで真剣に行うとなかなかの集中力が必要。失敗したらもう一度作るという気持ちも必要だという。


5.jpg 3.2 MB
次はピラー部分の小窓を外側から型どり

フロントのピラー部分の小窓にもシェードはほしい。そんな細かい部分に挑戦してみよう。新聞紙で車外からフロントガラスと同様に型どりを行う。面積は小さいので時間はそんなにかからないはず。外周をおおまかに爪で破いていって、一気にハサミを入れるのも時間節約のためにあり!


6.jpg 3.18 MB
ピラー部は左右で大きさが異なるので注意

左右両側にシェードがほしい場合、基本は片側を作って、それを転写することが多い。しかし、今回のD5のピラー部は、助手席側には死角を補う補助ミラーが付いており、そのためガラスの面積が少し異なる。こういったことも車種によっては変わるので要注意。左右が非対称なクルマの場合は、型どりも別々に行う。


7.jpg 3.17 MB
型紙の外側をマーキング

フロントガラスの時と同じように、型紙の少し外側をマーキング。その後、マークした銀マットにハサミを入れてベースを作り、車内から装着してみてフィット感を確かめる。


8.jpg 3.2 MB
車内からチェックして精度を高める

確認後は修正→確認→修正と段階を経て精度を上げていく。面積が小さいのでフィット感はかなり高いはず。取り外しはしづらいが、養生テープを使って取り外し用の「取っ手」を作っておくと便利。その作り方はまた改めて。


9.jpg 3.43 MB
小窓用シェードも完成!こちらもなかなかの精度でしょ!?

小さいながらもぴったりとしたシェードが完成した! 
面倒がらずに細かい部分もしっかり作業を行うことがポイントとなる。これを左右別々に製作すればいい。



今回はここまで。次回もシェードの作り方の続きで、サイド用窓のシェードの作り方を紹介します!



車中泊専門誌『カーネル』

一般車での車中泊テクニックや快眠ギア、車中泊目線のドライブガイドを中心に紹介する車中泊専門誌。キャンピングカー、バンライフ、DIYテクニックなど、クルマ旅やクルマのあるライフスタイルを、もっと楽しくする情報が満載。年に4回(3、6、9、12月)に発行。『カーネル』が運営するWEBメディアサイト・SOTOBIRA(https://sotobira.com/)でも車中泊情報を更新している。

http://carneru.co.jp/