シリーズ3作目の今でも不動の人気を誇る『彼岸島』。作品を読み込んでいるうちに、どうしても気になってしまった点をとことん追求する連載がこの「月曜日の彼岸島」です。
ここでは過去の人気記事を再掲載します!
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ビビり王のベルトを懸けた一戦、王者・加藤 VS 挑戦者・ネズミの戦いはいよいよ後半戦へ!
序盤戦では大方の予想に反してネズミが圧勝し、窮地に陥った加藤に逆転のチャンスはあるのか!? ついに真のビビり王が決まる! ひいいいいいい!
■選手紹介
王者
加藤『彼岸島』第1巻から『最後の47日間』第16巻(最終巻)まで、明と一緒に戦った友だちであり、誰よりも怖がりなビビり王。しかしコミックス49冊分にフル出場したベテランにもかかわらず、今回のネズミとの対決では第1~2戦で完敗。ドラマチックな逆転が期待されるビビりアーティスト。
ネズミ『48日後…』第64話から登場したナチュラルボーンビビラー。持って生まれたビビり才能で、ビビり王決定戦の前半戦は圧倒的なリードを築いて独走態勢へ。果たして決着戦となる今週も、『彼岸島』勝手に検証委員会をもビビらせた「ビビり力」で勝利への道を辿るのか――!?
■検証方法
ビビりな台詞やコマを集めて、よりビビりまくっていた方を真の王とする。
ビビり台詞やリアクションを1回行うごとにスコアが加算され、最終的な合計得点で勝敗を競う形式。全部門終了後、最もスコアの高かった者を真のビビり王に認定!!
先週までの対戦結果
台詞・初級編「ひい」
・加藤:92ポイント
・ネズミ:262ポイント
台詞・上級編「嫌だよ」「怖いよ」「逃げようよ」
・加藤:355ポイント
・ネズミ:635ポイント
合計
加藤:447ポイント
ネズミ:897ポイント
●リアクション初級編 泣き顔のコマ数 1コマ→1ポイント
「いつもベソかいて泣いてんじゃねェか」なんて台詞がぴったりな、加藤とネズミの泣き顔のコマ数をカウント! 今回は特別に寝起きの涙も含めて集計しちまったぜ!!
加藤:総回数 約398コマ→398ポイント獲得
『彼岸島』第1巻から結構なペースで泣き続け、気づいてみれば第9巻の太郎戦では42コマも泣きまくってキャリアピークを記録。さらに続く第14巻では炭鉱で磔(はりつけ)にされて33回、第16巻での邪鬼・姫との追いかけっこでは32回と順調にカウントを重ねていく王者らしい貫禄の試合運びだ!
しかし『最後の47日間』第11巻以降は出番が少ないこともあり、泣き顔のカウントも一桁台に。また戦いの主戦力として活躍するようになって、泣く暇がなくなったのも一因だ。もうビビり扱いはできねェな‥‥!
ネズミ:総回数 約524コマ→524ポイント獲得
泣いて泣いて卑屈になってまた泣いて‥‥それが最強のチャレンジャーであるネズミ!
登場シーンのほとんどで泣いているネズミは、『48日後…』第25巻までに泣いたコマ数は約524コマと記録的! 特に『48日後…』第17巻では、地下鉄構内での明 VS 姑獲鳥を観戦して泣きっぱなし。この第17巻後半はネズミの出番がほとんどないのだが、それにも関わらず1冊で泣き顔が約54コマにも達するのだから強すぎる。
しかし『最後の47日間』第11巻以降は出番が少ないこともあり、泣き顔のカウントも一桁台に。また戦いの主戦力として活躍するようになって、泣く暇がなくなったのも一因だ。もうビビり扱いはできねェな‥‥!
ネズミ:総回数 約524コマ→524ポイント獲得
泣いて泣いて卑屈になってまた泣いて‥‥それが最強のチャレンジャーであるネズミ!
登場シーンのほとんどで泣いているネズミは、『48日後…』第25巻までに泣いたコマ数は約524コマと記録的! 特に『48日後…』第17巻では、地下鉄構内での明 VS 姑獲鳥を観戦して泣きっぱなし。この第17巻後半はネズミの出番がほとんどないのだが、それにも関わらず1冊で泣き顔が約54コマにも達するのだから強すぎる。
『48日後…』第13巻では金剛の圧倒的な強さを目の当たりにして「金剛様」とすがったくせに、明の勝利が確実になるや「明様‥‥」と手の平を返す小物っぷりを発揮。
泣き顔に卑屈というスパイスを見事に効かせてくれるのだから恐れ入る。こいつァまいったぜ‥‥。
リアクション 初級編:加藤398ポイント×ネズミ524ポイントで、涙を極めし挑戦者・ネズミの勝ち!
●リアクション中級編 「失禁・脱糞」 1回につき50ポイント
吸血鬼に血を吸われた人間は失禁するのが『彼岸島』ルール! 恥ずかしい‥‥でも気持ちいい!
そんな生理現象に逆らえなかった2人の失禁×脱糞回数を計測だ!
そんな生理現象に逆らえなかった2人の失禁×脱糞回数を計測だ!
加藤:失禁 約4回、脱糞 約1回→250ポイント+野グソボーナス500ポイントで合計750ポイント獲得
吸血鬼に幾度も噛まれ、失禁した回数は4回。さらに『彼岸島』第3巻では上陸早々に吸血鬼に捕獲され、地下牢の片隅で自分の意志で脱糞せねばならないという人間の尊厳に関わる事件が発生。吸血鬼の餌食でもなく、恐怖でもなく、ただ単に友だちの前で野グソするという屈辱に免じて、500ポイントの野グソボーナスをサービスしよう。武士の情けだ‥‥。
ネズミ:失禁 約5回、脱糞 約3回→400ポイント獲得
吸血鬼に一度も噛まれたことがないのに、なんと失禁×脱糞回数は加藤を上回る8回! しかもロープウェイのゴンドラにぶら下がって高さに怯えて失禁(『48日後…』第10巻第94話)など、邪鬼ではなく普通に怖くて漏らしてしまうのだからぶったまげる。とはいえ勝次の母ちゃんに自分のクソをぶっかけ、オンナの臭いで追跡してくるエテ公をまくナイスプレーも。
リアクション中級編:加藤750ポイント×ネズミ400ポイントで、王者・加藤が脱糞で一矢報いる!
●リアクション上級編 「裏切り・逃走」1回につき100ポイント
『彼岸島』で最も卑怯な行いとは、仲間を裏切り、見捨てることだ!
しかしビビり王においては、「裏切り・逃走」こそが最高得点を獲得できる究極の行為!
王者・加藤の逆転に向けた最終決戦が、いまスタート!!
邪鬼のあしなが婆さんに怯えて、明たちを置いて逃げようとして失敗。
最終的に捕まってしまうあたりがビビり王の貫禄というべきか。因果応報である。
最終的に捕まってしまうあたりがビビり王の貫禄というべきか。因果応報である。
ネズミ:総回数 約4回→400ポイント獲得
臆病・卑屈・自分勝手の3拍子揃ったネズミだが、意外にも「裏切り・逃走」を試みた回数は少なめ。
死神と戦う明たちを見捨てようとして、怒りの勝次にお仕置きされる(『48日後…』第8巻第72話)。
勝次を人質にして脅すが、明にぶん殴られるネズミ(『48日後…』第10巻第94話)。
自業自得すぎてフォローもできない。
ロープウェイから落ちそうになって、脚に絡んでいる母ちゃんを振り落とそうとする(『48日後…』第10巻第95話)。自分が助かることだけでいっぱいっぱい。
もっともらしい話術で勝次を見捨てようと提案するが、なんと明に論破される(『48日後…』第21巻第197話)。ことごとく失敗して酷い目に遭うのがネズミという男なのだ。
自業自得すぎてフォローもできない。
ロープウェイから落ちそうになって、脚に絡んでいる母ちゃんを振り落とそうとする(『48日後…』第10巻第95話)。自分が助かることだけでいっぱいっぱい。
もっともらしい話術で勝次を見捨てようと提案するが、なんと明に論破される(『48日後…』第21巻第197話)。ことごとく失敗して酷い目に遭うのがネズミという男なのだ。
リアクション上級編:加藤200ポイント×ネズミ400ポイントで、挑戦者・ネズミの裏切り勝利!
結果はっぴょぉお~~~~~うっ!
2回にわたった加藤とネズミのビビり対決の最終結果はこちら!
真のビビり王に輝いたのはネズミ!
嫌ァ! 王者・加藤が負けちまったァァ!! 恐ろしいのは「失禁×脱糞」で加藤がボーナス500ポイントを獲得していなければ、ネズミのパーフェクトゲームだったことだ。しかもネズミは今なお活躍中の現役プレーヤーで、ビビり王カウントは今後も伸びていくのは確実。
そう、新たな時代の王‥‥絶対王者・ネズミの誕生だ!!
そう、新たな時代の王‥‥絶対王者・ネズミの誕生だ!!
■結果
新ビビり王は、ニュージェネレーションのネズミに決定! 『48日後…』は旧シリーズのあらゆるビビり記録を塗り替える恐ろしい漫画だった!!
最後まで読んでもらってありがてェ!