交通コメンテーター・西村直人が解説! ランボルギーニのSUV「ウルス」


クルマ社会は電気祭りの真っ只中! BEVと呼ばれるバッテリー式電気自動車を筆頭に電動モーターを使って走るクルマが増えている。しかし、電気でドーピングされたクルマはどこかツマラナイ! 航続距離を伸ばすには大きなバッテリーを積まなきゃならないが、すっごく重い‥‥。ということで、世界中のスポーツカーメーカーは依然としてガソリンをバンバン燃やして走る爆速モデルの販売を継続中。

もっとも、世界のスポーツカーブランドの多くは大きなグループ企業の傘下に入り、高額で高い利益を生み出すスポーツカーを製造する。今回紹介するランボルギーニのSUV「ウルス」もそのひとつ。世界屈指の自動車メーカー「フォルクスワーゲン」のグループに属するランボルギーニは、スポーツカー「アヴェンダドール」、「ウラカン」などを送り出す。

オンロードからオフロードまでを走るオールラウンドスポーツカーとして誕生したランボルギーニ・ウルス.JPG 337.63 KB
オンロードからオフロードまでを走るオールラウンドスポーツカーとして誕生したランボルギーニ・ウルス!

後ろ姿も凜々しい。フツーのSUVはアウトドアイメージを色濃くするが、ウルスは低さを表現した.JPG 409.27 KB
後ろ姿も凜々しい。フツーのSUVはアウトドアイメージを色濃くするが、ウルスは低さを表現した。

現在、日本では新車販売の約4割が100万円台の軽自動車だけど、3000万円超のウルスも一部の国内富裕層にはウケていて、販売も右肩上がりなんだとか。
流行のSUVながら、650PSのV8エンジンを搭載し最高時速は305㎞/hと正真正銘スポーツカーのスペックをもつ。乗れば確かに驚きの連続で、2200kgと重い車体をアクセルひと踏みで、どこからでも強烈に加速させる。スタイルもキャラ通り刺激的だが、車内はいたって上品と大きなギャップもたまらない!

個性的な外観同様に内装デザインも凝っている。操作系の一部にはアウディとの共有部品もあるが独特な世界観.JPG 337.94 KB
個性的な外観同様に内装デザインも凝っている。操作系の一部にアウディとの共有部品もあるが独特な世界観。


ランボルギーニのエンブレムが誇らしげだ.JPG 350.37 KB
ランボルギーニのエンブレムが誇らしげだ!


エンジンスイッチは、赤いノブを画像のように上に移動させてから操作する。まるで戦闘機の世界.JPG 258.14 KB
エンジンスイッチは、赤いノブを画像のように上に移動させてから操作する。まるで戦闘機の世界!


現代のスポーツカーらしく先進安全技術も充実。車両の前後左右に取り付けたカメラやミリ波レーダーで万全の構え.JPG 229 KB
現代のスポーツカーらしく先進安全技術も充実。車両の前後左右に取り付けたカメラやミリ波レーダーで万全の構え。


V型8気筒4.0lから650PSを生み出す。停止状態から時速100㎞まで3.6秒、時速200㎞でもわずか12.8秒。フツーのSUVからすると2~3倍の速さ.JPG 407.31 KB
V型8気筒4.0lから650PSを生み出す。停止状態から時速100㎞まで3.6秒、時速200㎞でもわずか12.8秒。フツーのSUVからすると2~3倍の速さ!


最高時速305㎞からでも強烈なブレーキシステムで確実に減速。でっかいブレーキローターはカーボン製。こそスポーツカーの証.JPG 313.81 KB
最高時速305㎞からでも強烈なブレーキシステムで確実に減速。でっかいブレーキローターはカーボン製。これこそスポーツカーの証!


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