新人漫画家さんたちがヤンマガで羽ばたいていくまでをお伝えするヤンマガ新人ニュース。今回は第91回ちばてつや賞で準優秀新人賞を受賞され、現在『Toi Toi Toi』を連載されている山田大和氏にインタビューしました!
『Toi Toi Toi』
『Toi Toi Toi』
あらすじ
バレエと出会い、バレエだけしか縋るものがなかった少年は、ただひたすらに、突き進み始める――。魂を震わせる激情のバレエ・ロマン、開幕!!!
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山田大和さんプロフィール
真面目に漫画描いてます。真面目に生きてたら、ヤンマガで連載取れました。夢の様です。ラベルの無いペットボトル飲料は警戒しがちです。真面目なんで。でも、そんな漫画が好きです。


山田大和さんプロフィール
真面目に漫画描いてます。真面目に生きてたら、ヤンマガで連載取れました。夢の様です。ラベルの無いペットボトル飲料は警戒しがちです。真面目なんで。でも、そんな漫画が好きです。

山田大和さんに10個の質問をしてみた!
Q1. 『Toi Toi Toi』連載おめでとうございます!早速ですが、本作はどういった経緯から生まれた作品なのでしょうか。
A1. ありがとうございます‼ 昔から人体が好きで、人体を美しく魅せてくれるバレエに惹かれ、よく観に行っていたので、バレエ漫画を描きたいと思って本作になりました。
Q2. ちばてつや賞受賞作の『モスキートーン』でも同じように貧困層のことを描いてましたが、何故ですか。
A2. 貧困層の方々を救い出したいとか、そんな高尚な何かあるわけでもないし、問題提起をしたいわけではないです。そういうものではなく、ただスポットライトを当てて、こういう人もいるんだと伝えたかったからです。
Q3. 『モスキートーン』が生まれた経緯をお聞かせください。
A3. 自由への憧れからです。再就職をしたタイミングで旅行する機会があって、この作品に出ているような方々を見かけたときに、なんと自由な生き方をしているのだろうと思い、この生活を漫画にしたいと思ってできたのが本作です。
Q4. どの作品も背景が素晴らしいですが、背景への思いをお聞かせください。
A4. ロケハンをすることです。シンプルに色々なところに行くことが好きで、写真を撮りに行っては画におこしています。あと、人物に自信がなくて、画面を埋めたいという気持ちから、背景が多めになっています。
Q5. 根本的な質問になるのですが、漫画を描き始めたキッカケや思いはなんですか。
A5. 2,3年前に脱サラをした時に、何かを始めようと思いました。そんな時、ふと小学校のアルバムを読んだら、「漫画家になる」と書いてあったので、目指してみようと思ったことがキッカケです!それまで仕事で絵を描いていても漫画は描いていなかったので、ひたすら漫画を描く練習をしました。
Q6. どのようにして漫画を作られていますか。
A6. ネームとプロットを並行して作っています。セリフとか情景などの細かい具体的なところをネームで作っていきながら、プロットを書いて全体の流れを頭で整理していってます。
Q7. 担当編集者とのやり取りで印象に残ったことはなんですか。
A7. 初めて一緒にお食事する前にテンション上がってラーメンを食べてしまって‥‥。そのあと、お寿司に担当編集さんと行ったのですが、案の定お腹いっぱいだった時に、編集さんが自分の分のお寿司も全部食べてくれて、なんて頼もしいんだろうと思いました!
Q8. そんな担当編集者とどこで出会いましたか。
A8. 漫画を描いていた際にDAYS NEOにあげていたら、今の担当編集さんに拾っていただきました。本当に優しくて、ダメ出しとかも物凄く丁寧でいつもありがたいです。
Q9. 今後の目標や意気込みを教えてください。
A9. 商業誌で連載したからにはシンプルに面白い、売れる漫画が描きたいです。でも、面白い漫画とは何かまだ分からないので、その時その時の全力を紙にぶつけています。日々、面白いとは何か自問自答しています。
Q10. これから月間賞・ちばてつや賞への応募を考えている方へ一言ください。
A10. 自分に向ける言葉でもありますが、トライアンドエラーで頑張りましょう。
ちばてつや賞・月間賞などヤンマガの新人賞はデビューへの近道!
ヤングマガジン編集部は力強い作品をお待ちしております!
