ゆるっと獄中コメディー『ごくちゅう!』!
前回に引き続き外部交通(主に手紙)のことを。
服役中の手紙のやり取りについて
手紙の受け取りは制限なしですが、こちらから送る場合は分類によって1ヵ月に出せる通数が決まっているので、返信の配分が難しいことがあります。
手紙のやり取りや面会を「外部交通」と言いますが、あらかじめ相手の住所氏名続柄(友人でもOK)を申請しておくことが必要です。他に手紙を下さる方もいるので、その場合は関係や続柄を訊かれます。
ハンドルネームのやり取りで困惑?
こちらから返信する場合は新たに申請しますが、私も冬白さんと同じ経験をしました。
古くからの友人と共通の友人との連名でハガキが届き、作業中に担当台へ呼ばれました(作業のある日は工場で手渡しされます)。
ハガキを見せられた私は「わー○○さん(共通の友人)も書いてくれてるー!嬉しい〜」と感激していたのですが、その方とはまだ付き合いも浅く、ハンドルネーム兼あだ名しか知りません。
フルチンオクトパスさん程ではないですが、シンプルながらもツッコミどころしかない名前です。てゆーか全然名前じゃない。
みんなが作業する中、困惑する担当と名前にもなっていない名前をひそひそと連呼したことを、たまに思い出してはフフッとなるんですが、誰にも言えなかったのでここで成仏させます。
今ならありそうですが、本名も知らない人からの手紙って工場担当も外部交通担当もイミフだったろうな‥。申請は諦め(というか絶対ムリ)、友人への返信に○○さんにもよろしくということでお願いしました。
もし受刑者に手紙を書く機会が訪れた時にはぜひ本名も書き添えてくださいね!
手紙の内容についても監査が。
手紙については発信受信共に一度内容を担当部署で確認されます。
犯罪を誘発するような内容は調査されることもあります。
うららちゃんはこのケースですね(実際は個人情報の観点から、他の受刑者の前で手紙の内容について訊かれることはありません)。
面倒なので誤解されないような手紙を書きましょう!
ちなみに私は「義父ぶっ◯す苦しんで◯ね」という内容の手紙を書いて呼び出されたことがあります‥‥。
何か察してやんわり諭されて帰されました(笑)。