俺がバトルで勝てるようになるまで。


どうも、ラッパーの呂布000カルマです。

今回はバトルに出始めた頃の話をしようと思います。
 今は勝って当たり前くらいのイメージがみんなの中にもあると思うけど、もちろん最初からそうだったわけじゃない。バトルに出始めたのは、ラップ歴3年目くらいのとき。もう12、3年前だね。その時は、負けるとずっと引きずってたよ。当時は大会が少なかったっていうのもあるけど、下手したら半月くらいずっと落ち込んでたこともあったな。

 でも、ある時「これじゃコスパ合わねぇな」って思ったんだよ。実際にその頃の賞金は今みたいな額じゃなくて、数万円の世界。
 だから、その日のノリで出て、負けても引きずらないようにすることにした。そうしたら不思議と勝てるようになってきたんだよ(笑)。

 勝てるようになった理由は、自分のスタイルを変えたっていうのも大きいね。
最初は音源とかと遜色ないくらい「韻を踏む」っていうのが目標のバトルスタイルだったけど、それだとどうしても言えることが限られてくる。それだったら、「韻を踏む」という行為を取っ払って、相手の言ったことに対して、自由に反論することにした。それを続けてたら、会場がすごく盛り上がるようになったんだよ。当時はそういうスタイルの人もいなかったしね。
 正直、あの時代において「韻を踏まない」というスタイルをやるのは賭けだったんだけど、続けていくうちに、それがどんどん受け入れられていった感じだったな。

 こんな俺でも最初から勝てるわけじゃなくて継続が大事だったってこと。グラビアもずっと見てるからこそ、見えてくるものがあるはずなんだよな。

 という訳で今週もディグりますか。

■BEST 3>【7月8日公開・「動くグラビア」末梨一花】
584098fa-763a-4de5-bfd8-3d27bfa27f29.jpg 188.04 KB

 裸に彼シャツ。しかもそれを濡らすという……左胸のシャツが貼り付いてる部分にどうしても目がいっちゃっていろんなモノ探しちゃうグラビアだよね。
しかもこのカットにおいては、下も何も履いてないように見えるという絶妙感
 普通に考えたら、彼シャツを着てシャワーを浴びるなんてことはないんだけど(笑)、それができるのがグラビアならではの魅力だよね。シチュエーションに違和感があることが、視線を引きつける力になるしね。
 グラビアにおいては、ドキュメンタリー系もファンタジー系もどっちも好きだけど、これはちゃんと振り切ってるのがいいね。隙があるとどうしてもノイズになるし、これは完全にファンタジーなところが素晴らしい。



■BEST 2>【7月5日公開・「ヤンマガアザーっす」藤井サチ】
8ef8ebdf-b91f-4b75-b0d0-f64250fdca19.jpg 199.24 KB

 白基調の背景と逆光の中で、体の輪郭が溶けてる感じが最高だよね。腰のくびれと背中の反り、そしてお尻はプリっと出てるっていう、非の打ち所がない体だよね
 あと、実は水着が小さい(笑)。割と派手な花柄で、これはハーフの方だからこそ着こなせるものかもしれないね。透明感のある肌とマッチしてて、本当に美しいね。

 ひとつ気になるのが、この水着のパンツの部分の紐は本物か? フェイクか?ということ。紐とパンツの素材の違いとかで分かったりもするけど、これはどっちなんだろう……。そこまで注目している奴がいるか?ってのは別として、ディガーとしては気になるね(笑)




■BEST 1>【7月7日公開・「グラビアちゃんはバズりたい」桜井木穂】
01f_グラビア1 (2).jpg 908.62 KB

 これは完全にドキュメンタリーだね(笑)。安い下宿アパートのキッチンで自分で服をめくりあげてるっていう。しかも表情も素晴らしい。
別カットでキッチンの全貌が写ってる写真もあるんだけど、見た目は本当に安い下宿アパート(笑)。フライパンとやかんだけの「自炊してない」感じもいい。そのおかげで桜井さんの家じゃなくて、こっちの家に来てくれてるというシチュエーションの妄想をかきたてられるな。

 「砂浜で明るくジャンプ!」みたいなグラビアも好きだけど、個人的にはどっちかというと室内のグラビアに惹かれがち桜井さんはそっちの方が似合う気がするな。特に今月の桜井さんのグラビアはストーリーが感じられて、まるでドラマを1話分見てる感じだったわ(笑)



■Pick Up>【7月9日公開・「ミスマガin80s」菊地姫奈】
257d4c99-2122-4c1d-8ac1-8c0be28c57ea.jpg 282.41 KB

 菊地さんは今回みたいなスポーティーで明るいグラビアが似合うね。クロスしている足の奥の太もものムッチリ感も素晴らしい。最近ヤンマガが推してる「80年代」の方向と菊地さんの表情は、すごくマッチしてると思う。
 この写真は、今回のラインナップの中でも、爽やかさが抜群でいちばん表紙っぽいと思った。俺の中で「表紙っぽさ」は、ディグる中でかなり大事な要素。頭の中で「ここにタイトルが入って」という感じで想像する。すると自ずと「表紙の画」が見えてくるんだよな。

 というわけで、桜井さんがまた1位になりましたが、今週はこれまでで稀に見るくらいハイレベルなグラビアばかりだったな。

 告知ですが、7月31日(土)clubGで行われる『口喧嘩祭スペシャル』に出ます。
あとニューアルバム『Be kenja』が出たんでチェックしてもらえたら嬉しいです。

呂布000カルマ
愛知県名古屋市在住。プロラッパーでグラビアディガー。音楽レーベルJET CITY PEOPLE代表。
コンスタントに音源のリリースを重ねつつ、『フリースタイルダンジョン』ではモンスターを務めた。

Twitter:@Yakamashiwa
Instagram:ryoff000karma
 
撮影/荻原大志(呂布カルマインタビュー)