ヤンマガとファッションが融合!
多くのファッション誌で活躍するスタッフを迎えて「ヤンマガをおしゃれに着こなす」大好評企画!!

先週からモデルカットのボリューム増!さらにバージョンアップしてお届けしております!

■頭文字D×アキナ

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「ヤンマガファッション劇場」第3クールは、ヤンマガ屈指のレジェンド作品をピックアップ。
その作品はカーバトルをテーマに若者たちの青春の疾走を描く『頭文字D』。架空の山「秋名山」を舞台に繰り広げられる熱い戦い。その中心にいる4人のキャラクターの姿を、大阪の実力派お笑いコンビ・アキナがモデルとなって現実に描き出します。

前回の秋山さん×中里毅に続き、今週は再び山名さんが登場!『頭文字D』企画のラストを飾ってくれます!

■作品紹介

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「藤原とうふ店」の息子で群馬県の高校に通う主人公・拓海は中学時代から豆腐の配達のために秋名山の峠を走り込んでおり、非凡なドライビングテクニックを自然と身につけていました。いつしか「秋名のハチロク」として次第に名の知れ渡る存在となり、峠を舞台にしたカーバトルの世界へと没入していくことに。

個性豊かなライバルたちとのカーレースバトルを経ることで、自らのクルマである「ハチロク(AE86型スプリンタートレノ)」への愛着や拓海自身の精神的・技術的な成長などが緻密に描かれた姿が読者の心を掴み、社会現象にまでなった作品です。

現在ヤンマガにて連載中の『MFゴースト』は、頭文字Dの世界の数十年後となる世界。主要キャラは刷新されている一方で、頭文字Dのキャラクターたちも登場しています。 

■今回のファッションリーダーは人気、実力ともに主役級の「高橋 啓介」 

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完璧すぎる兄・高橋涼介コチラを参照!)の引き立て役のようで、実は兄をも超える秘めた実力を持つという弟・高橋啓介

愛車は「マツダ・RX-7(型式:FD3S)」。理論派で完璧超人な兄に敬意を抱き、その言葉や教えに従順。しかも努力家で、みるみる実力を付けていく姿に多くの読者が心打たれたものです。

そんな啓介はプロジェクトDが始まると主人公・拓海とともに二枚看板に抜擢され、準主役級の活躍を見せます。実力だけでなく人気に関しても兄を凌ぐ存在でした。 

■アキナ山名文和 with 啓介スタイル

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山名さんご自身もまさかまさかでしょう。イケメン兄弟を一人二役でこなすことになるなんて......。

前回は「荷が重い」なんて口が滑りそうになりましたが、今回も同じ気持ちです!ただ今回の格好は一言、王道ベーシック。正直言って今さら語りどころがない!ってくらいシンプルで完成されたスタイルです(苦笑)。

ただなんというか、山名さんめちゃくちゃ似合ってませんか!?正直、啓介よりもバッチリ着こなしてしまっているような......。 
普段から古着が好きで割とシンプルなコーディネートを好む、というのは前回の本人談。

今回はさらに磨きをかけた究極シンプルなアメカジスタイルです。チャンピオンのリーバースウィーブミリタリーパンツを合わせ、オールドナイキのランシュー「オセアニア」を合わせる。全て古着でまとめたこれぞ90’sといったスタイルですね。

なかなか走り屋とは結びつかないスタイルですが、チャンピオンのリバースはアスレチックウェアですし、ボトムも軍モノだけに動きやすさを突き詰めたパンツのひとつ。つまり動きやすさには定評のある洋服の組み合わせで、着心地も快適そのものです!
ちなみに山名さんもスポーツカーよりはカジュアルなクルマに乗りたいそうで、一時期欲しくて本気で探していたのがVOLVOの240とのこと。クラシカルな四角いシルエットを持った90年代前半を代表する車種で、いまなおファッション感覚で乗る人が多い中古車市場でも人気の一台です。

もちろんアメカジスタイルとも相性抜群。当たり前ですがファッションの似合う似合わないはその人のマインドも深く関わってきます。啓介の性格や言動を考えると男らしいアメカジスタイルを彼が選んでいるのは自然ですね。ただ周囲を彩るライフスタイル(ここでは主にクルマの趣味)なども加味すると山名さん、このレースあなたの勝ちでしょう!

自分の趣味趣向に合った服をちゃんと選んであげるというのもコーディネートする上で大事なこと。今回は啓介のスタイルということですが、ヤンマガファッション劇場の独断と偏見によるオリジナルを差し置いて山名さんがまさかの先着!いつの間にか勝ち負け話になっていましたが、 それも頭文字Dらしさってことで。

でも山名さん、クルマは欲しかっただけで、カーシェア登録したらクルマ自体あまり乗らないってことに気が付いたらしく、結局買ってはいないそうです。ということなので残念ながら最後の最後でコースアウトかなぁ〜。
パンツ¥6,800/Jangle Fatigue[USED](ボストック)、シューズ¥12,800/NIKE「オセアニア」[USED](ベルベルジン)
※パーカは別途記載

■スタイルのキーアイテム

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アメカジを象徴するブランド「チャンピオン」が生み出した名作リバースウィーブのパーカが今回のキーアイテム。

1934年に誕生したこの不朽の名作は、スウェットの縦縮みを軽減すべく本来縦方向で使われている生地を横方向に使っています。また両サイドにはリブを用いて、横縮みにも対応

当時画期的だったこのデザインは今やスタンダードとなり、チャンピオンブランドを語る上で欠かせないものとなっています。アスレチックウェアの王者であるこのリバースウィーブを巧みに着こなせば、ファッションレースでも向かうところ敵なしでしょう!

パーカ¥6,000/Champion「REVERSE WEAVE PULLOVER PARKA」[USED](プロップスス トアアネックス)

■ファッション劇場、次週はいよいよ第4弾へ突入!

4週に渡ってお送りしてきました『頭文字D』企画もチェッカーフラッグをくぐり、無事完走!
山名さんは2週目の絶妙なハンドリングからコースアウト疑惑もある中、啓介ばりに実力を付けて見事に勝利を飾りました。この勢いそのままに今後のお二人の活躍を楽しみにしています!

さて次週からは古谷実先生の大人気青春バイクギャグ漫画『グリーンヒル』を、なんとバイク好きでおなじみチュートリアルのお二人が熱演!お楽しみに。
PROFILE
山名文和と秋山賢太によるお笑いコンビ。漫才・コントを問わないネタの幅広さに定評があり、観る者を魅了する独特の世界観が持ち味の実力派。2015年にNHK上方漫才コンテストで優勝し、『キングオブコント2015』、『M-1グランプリ2016』、『キングオブコント2017』と数々の賞レースで決勝進出する。

STAFF
Photo:RIKKI(SANJU)
Styling:RYOHEI MIZUNO
Hair&make-up:KEIKO MIYAZAKI
Text:546 OKAMOTO

SHOP LIST
ボストック ☎︎03-3470-2221
ベルベルジン ☎︎03-3401-4666
プロップスストアアネックス ☎︎03-6455-5388