『頭文字D』の系譜を継ぐ新公道最速伝説『MFゴースト』。その担当者であるにも関わらず、クルマのことをまったく知らない若手編集者ウワイ。そんな彼の力になるべく、クルマライター・アンドーが立ち上がった。クルマと、クルマを通じた“モテ道“を学ぼうとする男の成長物語、第二回!
第2回 ウワイ、頭文字Dの舞台を巡る旅へ!の巻
この春入社したばかりの若手編集部員ウワイ。
これは、時代の波に乗れない彼がクルマを乗りこなすまでを描いた物語である―――
〜登場人物紹介〜
・若手編集者 ウワイ
ヤンマガ編集部期待(?)のルーキーにして、『MFゴースト』の新担当。勉強はできるがクルマのことはさっぱりという“さとり世代”。
・クルマライター アンドー
自動車メディア業界で暗躍するフリーの編集ライター。風貌も発言もうさんくさいが、クルマに関する知識やクルマ愛は本物。
自動車メディア業界で暗躍するフリーの編集ライター。風貌も発言もうさんくさいが、クルマに関する知識やクルマ愛は本物。

アンドー
ウワイくん、クルマのこと学んでる?

ウワイ
当たり前じゃないですか。5月末現在、日本の自動車保有台数は8172万8438台です!

アンドー
記憶王かよ。そんな詳しい数字まで知らなくていいわ!

ウワイ
ではアンドー師匠、逆に質問です。旧作『頭文字D』の舞台になった群馬県の山と言えば?

アンドー
ちょろいな。秋名山だろう。

ウワイ
さすが師匠......ボクなんて先日やっと全巻読破して知ったばかりです。もしかして師匠は実際に行ったことあるのですか?

アンドー
若い頃に地元の埼玉から行ったよ。実際は榛名山だけどね。

ウワイ
さすがです!実は最近、「舞台めぐり」というアプリをきっかけに、『頭文字D』の聖地巡礼をする人が増えているのです。

アンドー
マンガやアニメの舞台を実際に訪れるってやつね。

ウワイ
スマホ片手に伊香保エリアの関連スポットを回ることで、聖地巡礼ができるんです。
時期によっては作品とのコラボイベントも行っています!
時期によっては作品とのコラボイベントも行っています!

アンドー
よし、早速「舞台めぐり」で伊香保へゴー!
伊香保に到着!


ウワイ
着きました!まずは拓海となつきが待ち合わせをした伊香保温泉の石段です。手を繋いで上まであがりましょう。

アンドー
そんなシーンないわ!


ウワイ
次は、秋名山(榛名山)ダウンヒルのスタート地点です。

アンドー
劇中のシーンに実際に立てるだけで、マニアは涙ものだな。

ウワイ
では次は、おまんじゅう屋さんの勝月堂です。モゴモゴ.....。
ハチロクだけでなく、藤原とうふ店のセットもある。そのこだわりに、ウワイも思わずこの笑顔!

ウワイ
次にここ、伊香保おもちゃと人形・自動車博物館では、名車の展示だけじゃなく、『頭文字D』コーナーまであるんです。

アンドー
クルマ好きは見逃せん!

ウワイ
さらに、知る人ぞ知る頭文字Dファンスポット、D'sガレージでは、ファン仲間と語らうことができるかもしれません。


劇中で拓海となつきが語らい合ったあの場所で一人たそがれるウワイ・・・


アンドー
ん?なにをしている?

ウワイ
このページを読んでボクのファンになった美女から声をかけられるのを待とうと思いまして。

アンドー
一生そうしてなさい!