『頭文字D』の系譜を継ぐ新公道最速伝説『MFゴースト』。その担当者であるにも関わらず、クルマのことをまったく知らない若手編集者ウワイ。そんな彼の力になるべく、クルマライター・アンドーが立ち上がった。クルマと、クルマを通じた“モテ道“を学ぼうとする男の成長物語、第3回!
※こちらの記事の情報は2018年ヤングマガジン44号発売時の情報です
第3回 ウワイ、サーキットデビューしちゃいました!
この春入社したばかりの若手編集部員ウワイ。
これは、時代の波に乗れない彼がクルマを乗りこなすまでを描いた物語である―――
〜登場人物紹介〜
・ウワイ
ヤンマガ編集部期待(?)のルーキーにして、『MFゴースト』の新担当。勉強はできるがクルマのことはさっぱりという“さとり世代”。
・クルマライター アンドー
自動車メディア業界で暗躍するフリーの編集ライター。風貌も発言もうさんくさいが、クルマに関する知識やクルマ愛は本物。
自動車メディア業界で暗躍するフリーの編集ライター。風貌も発言もうさんくさいが、クルマに関する知識やクルマ愛は本物。
エコカーカップってなんだ?
今年で9回目となるハイブリッドカーレースイベント。富士スピードウェイを舞台に、レース順位/燃費/ペナルティなどをポイント換算して総合結果を決める。特殊なのは1周を3分15秒以上で走らなければならないことで、これより速い場合、重いペナルティが課される。また、ハイブリッドカー以外でも参加は可能だが、燃費が悪いと逆にハンデとなる。1日で180分と60分の2種類のレースが行われるが、今回ヤンマガチームが参加したのは180分の「Challenge180」。
エコカーカップ当日
レース前にはルールや注意事項を説明するブリーフィングが開催される。初参加のウワイはメモの鬼となる!
「得意の学習能力を駆使します!」(ウワイ)
車内にタブレット端末を装着して毎周タイム計測をしながら走る。このレギュレーションではタイムオーバーのペナルティをもらうことが一番怖いのだ!
(スタート後、最初のドライバー交代のタイミングで、ウワイは助手席から運転席へ)
ドライバー交代時はとにかく時間を短縮するべく、ドライバーもダッシュする!
レースがスタートしてからは特にすることがないため、『MFゴースト』の緒方をマネてウワイに意味のない指示を出すアンドー。
他車とバトルしているようにも見えるが、実際は上手く抜いてもらうために苦慮している図。
「仲間のドライバーの約5秒遅れですからいいほうです!(キリッ)」(ウワイ)
(その後、ウワイはなんとか規定周回を走りきり、ピットへ戻る)
ケガも事故もなく、無事にフィニッシュラインを通過したウワイの晴れやかな笑顔(助手席だけど)。
さあ、あとは燃費次第で総合順位が決まる!
ベストカー・ヤンマガ合同チームは、最終順位24位(参加76台中)、クラス2位となりました。
『ベストカー』の皆さんのおかげです!