単行本全巻重版の話題作『満州アヘンスクワッド』が、ヤングマガジン43号（9月18日発売）よりヤンマガ本誌に移籍決定！  

 

それを記念して、ヤンマガWebにて第1〜64話まで無料開放！ 

 

ヤンマガ本誌では、第65話から連載がスタート！ 

 

 

 

「満州国」×「アヘン密売」の異色クライムサスペンス、そのあらすじを紹介！ 

 「これは、“悪魔の薬”を作る男の物語。」 

 

 昭和十二年、満州（まんしゅう）。 

心優しき青年「日方勇（ひがた いさむ）」は母を救う金を捻出するため、阿片の精製に手を染める。 

植物や化学に精通する勇の阿片は、「真阿片」の名を冠すほどに高純度となり、中国最大の秘密結社「青幇（ルビ：チンパン）」のボスの娘「麗華（リーファ）」にスカウトされることに。「家族を守るため」「父親の呪縛から逃れるため」…それぞれの思惑は交差し、二人は反逆の絆で結ばれる。 

 

 

売人の日本人少女・リンや、四ヵ国語を操る遊牧民・バータルを仲間に引き入れ、一行は事業の拡大を目論む。満州鉄道や満洲映画協会を次々と「真阿片」の虜にした一行は、哈爾濱で出会った「逃がし屋」のロシア人・キリルと共に、ロシアンマフィアと青幇の争いの渦中に突入することに。

そして、次の獲物は… 

 

街全体を巻き込んだ三つ巴の争いを逃れた勇たちは、 撃たれた麗華の治療のため「吉林」へ。 

回復しきらぬうちに麗華が語った次なる標的は、吉林の屋敷町に住むという貴族の末裔たち、「満州旗人」だった。

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