ヤンマガとファッションが融合!
多くのファッション誌で活躍するスタッフを迎えてお送りする「ヤンマガファッション劇場」!
今週もヤンマガをおしゃれに着こなします。
多くのファッション誌で活躍するスタッフを迎えてお送りする「ヤンマガファッション劇場」!
今週もヤンマガをおしゃれに着こなします。
■猿ロック×さらば青春の光
第5クールに突入した「ヤンマガファッション劇場」には、フリー芸人として個人事務所を立ち上げるなどインディペンデントな動きを見せるコンビさらば青春の光のお二人が登場!
新たな芸人の在り方というパンドラの箱の鍵を開けた二人にはぴったり(?)な『猿ロック』の登場人物に扮したファッションを4週にわたってお届けします!
先週の森田さん×猿に続き、今週は東ブクロさんが登場!
新たな芸人の在り方というパンドラの箱の鍵を開けた二人にはぴったり(?)な『猿ロック』の登場人物に扮したファッションを4週にわたってお届けします!
先週の森田さん×猿に続き、今週は東ブクロさんが登場!
■作品紹介
鍵屋「猿丸ロックサービス」の息子で都立渋谷西高校に通う猿丸耶太郎が、文字通り“鍵”をキーワー ドに様々な事件に巻き込まれる、笑いあり、涙ありの青春譚。
というのは表向きのキレイな言い方で、実際はエロあり(というか盛り盛り)、犯罪ありのヤンキー漫画です(笑)。
どんな鍵でも開けてしまうというピッキングの才能を持つがゆえに、裏社会の人間と繋がり重宝される主人 公。
だけどヤクザや半グレ集団など裏社会の中にも義を貫ぬく人物はおり、それら個性豊かな仲間たちと共に繰り広げる勧善懲悪は痛快そのもの。
童貞のピュアさを背景にしたギャグの要素も満載で、アクション描写と鍵の知識も絡み骨太なストーリーとなっています。
というのは表向きのキレイな言い方で、実際はエロあり(というか盛り盛り)、犯罪ありのヤンキー漫画です(笑)。
どんな鍵でも開けてしまうというピッキングの才能を持つがゆえに、裏社会の人間と繋がり重宝される主人 公。
だけどヤクザや半グレ集団など裏社会の中にも義を貫ぬく人物はおり、それら個性豊かな仲間たちと共に繰り広げる勧善懲悪は痛快そのもの。
童貞のピュアさを背景にしたギャグの要素も満載で、アクション描写と鍵の知識も絡み骨太なストーリーとなっています。
■今回のファッションリーダーは主人公の親友でビデオ屋の息子「山本健児 」
健(康)児という名前にぴったりの肥満体型の山本は、主人公・猿の隣に住むビデオ屋の息子で、猿が巻き込まれる事件や問題に必ずと言っていいほど首を突っ込むいわば相棒。
『猿ロック』の青春感はこの存在なくして生まれない!そう言い切れるほどに重要な存在です。
坊主で、動けるデブで、裏ビデオ(この響きがもはや懐かしいっ!)の入手ルートを持ち、将来の夢はアダルトビデオ監督になること、とひとつも共通点を見出せないであろうこの肥満児を、クールな東ブクロさんは一体どう着こなすのか!?
『猿ロック』の青春感はこの存在なくして生まれない!そう言い切れるほどに重要な存在です。
坊主で、動けるデブで、裏ビデオ(この響きがもはや懐かしいっ!)の入手ルートを持ち、将来の夢はアダルトビデオ監督になること、とひとつも共通点を見出せないであろうこの肥満児を、クールな東ブクロさんは一体どう着こなすのか!?
■さらば青春の光 東ブクロ with 山本スタイル
かなり大柄なためかフォルムが全体的に丸い山本のトレードマークといえば、ミリタリーコート。
軍由来の頑丈な作りとデタッチャブル式ライナーの脱着で3シーズン着られる実用性、そして体型補正までも見込めるデザインなど、いわば着るだけでオシャレっぽくなるマジックコートです!
ちなみに歴史も深く、60年代にはイギリスのモッズと呼ばれる若者文化と結びつき一斉を風靡。
「モッズコート」というネーミングでいまなお親しまれるなど、ファッションアイコンとしても欠かすことのできないアイテムなのです。
軍由来の頑丈な作りとデタッチャブル式ライナーの脱着で3シーズン着られる実用性、そして体型補正までも見込めるデザインなど、いわば着るだけでオシャレっぽくなるマジックコートです!
ちなみに歴史も深く、60年代にはイギリスのモッズと呼ばれる若者文化と結びつき一斉を風靡。
「モッズコート」というネーミングでいまなお親しまれるなど、ファッションアイコンとしても欠かすことのできないアイテムなのです。
ただ、ポテンシャルが高いこのコートも90年代後半になってからというもの、ファッションシーンでは敬遠されがちな存在に。
というのも通称「青◯コート」なんて呼ばれるなど、ある大ヒット刑事ドラマの主人公のトレードマークとしての印象が強くなりすぎたためです。
というのも通称「青◯コート」なんて呼ばれるなど、ある大ヒット刑事ドラマの主人公のトレードマークとしての印象が強くなりすぎたためです。
しかしそんな傾向も今やどこ吹く風。そもそも羽織るだけでそれなりにキマるというモッズコートの能力の高さの裏返しだったわけであり、20年経った現在ではもはや「◯島コート」なんてネーミングも忘却の彼方へ。
古着シーンでは枯渇&価格の高騰が顕著になるなど、再びファッションピースとして注目されていることが伺えるアイテムです!
古着シーンでは枯渇&価格の高騰が顕著になるなど、再びファッションピースとして注目されていることが伺えるアイテムです!
そんなモッズコートを愛用する山本のスタイルは、インナーに派手なプリントもの、ボトムは極太と少々ヤンキー的。
ということで東ブクロさんの着こなしは、強インパクトのニットとカットオフされた極太デニムを組み合わせることで、そんな山本のイメージをマイルドに混ぜ込みました!
ということで東ブクロさんの着こなしは、強インパクトのニットとカットオフされた極太デニムを組み合わせることで、そんな山本のイメージをマイルドに混ぜ込みました!
「ほとんどマンガって読まなくて、この作品も実はさっき初めて1巻を手に取ったんですよ。一体どんな格好のヤツなんやろ?って思って。で、冒頭読んだのですがいきなり全裸でした。なんやこれファッションも何も関係ないやん!って思いましたね」という東ブクロさん。
期待しているファンの方も2、3人はいらっしゃるかもしれませんが(失礼)、ここでは全裸ってワケにはいかないのでしっかりコーディネートさせていただいてますよ!
「普段は決まったひとつのブランドのアイテムだけを着ています。ファッションとかあまり分からないので、デザイン的に好きなブランドがあるとそこのお店に行って全身買い揃えます。なのでなかなか今回みたいな格好は自分では挑戦できませんね。お店で店員さんの太鼓判があるなら着ますけど......」
そんな東ブクロさんは90年代ストリートと音楽的な要素が上手にミックスされたブランドがお気に入りで、そこのショップ店員の言いなりだとか(失礼)。
なら今回は我々のマネキンとなってもらおうじゃないですか(超失礼)!
今回はデザインとサイズ感でインパクトのあるアイテムを選んでいますが、基本は今までやってきた90’sスタイルの踏襲でOK!要はビッグシルエット的な着こなしですね。
大人になった元ヤンが好みそうなデザインのトップスは実はニット素材の一着で、素材感がマイルドになるだけで全然アリな一枚になります。
同様に太すぎるパンツは、裾が切りっぱなしのカットオフとなっており程よくヌケ感を演出してくれています。
パッと見ちょっと敬遠しちゃいそうなアイテムでもディテールのポイントを掴んでコーディネートに取り入れることで、なんなく着こなすことができるのです。
「全裸のデブヤンキーの格好ってどないやねん!」って静かにキレていた東ブクロさんも、いざ着て撮影に入るとノリノリ♪カメラマンと編集スタッフに30回以上ジャンプさせられていました。
その前に同じく30回以上ジャンプさせられていた森田さんが監督ばりにモニターの前に陣取り、東ブクロさんのジャンプすると目を瞑るクセを何度となくツッコンでいたのは撮影裏話。
森田さん、正直ぼくらがツッコミたかったことを、代弁していただきありがとうございました。
さすが日本代表として世界をまたにかけて活躍しているアスリートという一面を持つ人だな!なんて思ったものです。......こちらは次回への布石ということで。
ちなみにモッズを語る上でもうひとつ欠かせないのが彼らの移動手段であった「スクーター」。
そうです!山本といえば普段の移動はもっぱらスクーター。この辺の設定は実は山本がモッズ文化に傾倒しているってことなのか!?なんて匂わせ描写を本作で追ってみるのも面白いかもしれないですね。
あ、スクーターといえば東ブクロさんも金色のスクーター(※詳細はコチラ)を乗り回していましたよね!?
ちゃんとヤンキー文化とモッズ文化どちらの素養も持っており、山本の役としては最適な方でしたね。東ブクロさん!ありがとうございました。
期待しているファンの方も2、3人はいらっしゃるかもしれませんが(失礼)、ここでは全裸ってワケにはいかないのでしっかりコーディネートさせていただいてますよ!
「普段は決まったひとつのブランドのアイテムだけを着ています。ファッションとかあまり分からないので、デザイン的に好きなブランドがあるとそこのお店に行って全身買い揃えます。なのでなかなか今回みたいな格好は自分では挑戦できませんね。お店で店員さんの太鼓判があるなら着ますけど......」
そんな東ブクロさんは90年代ストリートと音楽的な要素が上手にミックスされたブランドがお気に入りで、そこのショップ店員の言いなりだとか(失礼)。
なら今回は我々のマネキンとなってもらおうじゃないですか(超失礼)!
今回はデザインとサイズ感でインパクトのあるアイテムを選んでいますが、基本は今までやってきた90’sスタイルの踏襲でOK!要はビッグシルエット的な着こなしですね。
大人になった元ヤンが好みそうなデザインのトップスは実はニット素材の一着で、素材感がマイルドになるだけで全然アリな一枚になります。
同様に太すぎるパンツは、裾が切りっぱなしのカットオフとなっており程よくヌケ感を演出してくれています。
パッと見ちょっと敬遠しちゃいそうなアイテムでもディテールのポイントを掴んでコーディネートに取り入れることで、なんなく着こなすことができるのです。
「全裸のデブヤンキーの格好ってどないやねん!」って静かにキレていた東ブクロさんも、いざ着て撮影に入るとノリノリ♪カメラマンと編集スタッフに30回以上ジャンプさせられていました。
その前に同じく30回以上ジャンプさせられていた森田さんが監督ばりにモニターの前に陣取り、東ブクロさんのジャンプすると目を瞑るクセを何度となくツッコンでいたのは撮影裏話。
森田さん、正直ぼくらがツッコミたかったことを、代弁していただきありがとうございました。
さすが日本代表として世界をまたにかけて活躍しているアスリートという一面を持つ人だな!なんて思ったものです。......こちらは次回への布石ということで。
ちなみにモッズを語る上でもうひとつ欠かせないのが彼らの移動手段であった「スクーター」。
そうです!山本といえば普段の移動はもっぱらスクーター。この辺の設定は実は山本がモッズ文化に傾倒しているってことなのか!?なんて匂わせ描写を本作で追ってみるのも面白いかもしれないですね。
あ、スクーターといえば東ブクロさんも金色のスクーター(※詳細はコチラ)を乗り回していましたよね!?
ちゃんとヤンキー文化とモッズ文化どちらの素養も持っており、山本の役としては最適な方でしたね。東ブクロさん!ありがとうございました。
ニット¥11,800/[USED](オーバーラップ クロージング)、デニムパンツ¥5,800/CARHART[USED](プロップストア アネックス)
※コートは別途掲載、シューズはスタイリスト私物
※コートは別途掲載、シューズはスタイリスト私物
■スタイルのキーアイテム
冒頭でも詳細を語ったモッズコートが今回のキーアイテム。
実はモッズコートと呼ばれるアイテムは2タイプ存在します。コチラはM-51と言われるタイプで、正式名称が「PARKA SHELL M- 1951」。フード一体型で肩にエポレットを備えたデザインが特徴です。
1951年デビューとすでに70年前のアイテムであり、古着市場でも枯渇気味。
しかしわざわざ古着で探さなくても、こちらのヒューストンのようなレプリカものが比較的安価で手に入るためまずはそちらで入門してみるのもオススメです!
ちなみにもうひとつのタイプが60年代にアメリカ軍に官給されたM-65と言われるモデルで、ライナーとともにフードも着脱式となったモデル。
こちらのタイプの方がモッズコートと言われてしっくりくる人が多いかもしれません。昨今ではライナーのデザインであるオニオンキルトがレディースファッションで大ブレーク!さまざまなアウターのデザインソースとして使われています。
ちなみにこちらのM-65も古着シーンでは高騰の一途!M-51同様にまずはレプリカから試してみてはいかがでしょう?
実はモッズコートと呼ばれるアイテムは2タイプ存在します。コチラはM-51と言われるタイプで、正式名称が「PARKA SHELL M- 1951」。フード一体型で肩にエポレットを備えたデザインが特徴です。
1951年デビューとすでに70年前のアイテムであり、古着市場でも枯渇気味。
しかしわざわざ古着で探さなくても、こちらのヒューストンのようなレプリカものが比較的安価で手に入るためまずはそちらで入門してみるのもオススメです!
ちなみにもうひとつのタイプが60年代にアメリカ軍に官給されたM-65と言われるモデルで、ライナーとともにフードも着脱式となったモデル。
こちらのタイプの方がモッズコートと言われてしっくりくる人が多いかもしれません。昨今ではライナーのデザインであるオニオンキルトがレディースファッションで大ブレーク!さまざまなアウターのデザインソースとして使われています。
ちなみにこちらのM-65も古着シーンでは高騰の一途!M-51同様にまずはレプリカから試してみてはいかがでしょう?
コート¥17,800/HOUSTON(中田商店)
■次週は仁義のある姿勢でファンが多いあの人物のファッションに森田さんが挑む!
『猿ロック』企画、早くも折り返しとなる翌週は森田さんがヤンキーグループのボスの格好に!
生来、ヤンキーとは付かず離れず良好な関係を保ってきたという森田さんですが、ついにヤンキーグループの ボスに扮します!
そしてあるスポーツの日本代表でもある森田さん。果たしてそこに接点はあるのか!?乞うご期待!
生来、ヤンキーとは付かず離れず良好な関係を保ってきたという森田さんですが、ついにヤンキーグループの ボスに扮します!
そしてあるスポーツの日本代表でもある森田さん。果たしてそこに接点はあるのか!?乞うご期待!
PROFILE
森田哲矢、東ブクロの二人によるお笑いコンビ。2013年に独立し、個人事務所『ザ・森東』を設立。巧みな設定と掛け合いで魅せるコント師として定評があり、「キングオブコント」では歴代最多となる6度の決勝進出を果たす。また「M-1グランプリ2016」でも決勝進出するなど漫才でも実績を誇る実力派。『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』(TBSラジオ)、『ノギザカスキッツ ACT2』(日本テレビ)、『今日からやる会議』(テレビ東京)など多数のレギュラー番組を持つ。『さらば青春の光Official Youtube Channel』も好評配信中。
STAFF
Photo:RIKKI(SANJU)
Styling:RYOHEI MIZUNO
Hair&make-up:AKIHIRO MOTOOKA
Text:546 OKAMOTO
SHOP LIST
中田商店 ☎︎03-3831-5154
オーバーラップ クロージング ☎︎03-6407-0909
森田哲矢、東ブクロの二人によるお笑いコンビ。2013年に独立し、個人事務所『ザ・森東』を設立。巧みな設定と掛け合いで魅せるコント師として定評があり、「キングオブコント」では歴代最多となる6度の決勝進出を果たす。また「M-1グランプリ2016」でも決勝進出するなど漫才でも実績を誇る実力派。『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』(TBSラジオ)、『ノギザカスキッツ ACT2』(日本テレビ)、『今日からやる会議』(テレビ東京)など多数のレギュラー番組を持つ。『さらば青春の光Official Youtube Channel』も好評配信中。
STAFF
Photo:RIKKI(SANJU)
Styling:RYOHEI MIZUNO
Hair&make-up:AKIHIRO MOTOOKA
Text:546 OKAMOTO
SHOP LIST
中田商店 ☎︎03-3831-5154
オーバーラップ クロージング ☎︎03-6407-0909
プロップストア アネックス ☎︎03-6455-5388