◼︎ MCバトルの盛り上がりを左右するもの


どうも、ラッパーの呂布カルマです。
最近はMCバトルに呼ばれることが多いから、ちょっとその話でもしようかな。
MCバトルって、DJが用意したビートに乗せてラップの応酬をするんだけど、バトルが盛り上がるためには対決する2人のラッパーがまずビートを乗りこなす必要がある。なのに、たまに勘違いしてるDJがいて、ラップを乗せるのが難しいビートを敢えて出してくることがある。

例えば遅すぎるビートが来たとき、そのまんま乗せるとまったりしてオーディエンスのテンションも上がらないとか考えちゃって、早口にして倍乗せたとする。本来8小節のところを倍乗せて16小節分、それを何回かやり合うことになったら、ラッパーによっては言うことなくなっちゃう奴なんかもいて。

ラッパーだって技術や経験に差はあるから、なんでもかんでも上手く乗せられるわけじゃないし、そもそも遅すぎたり速すぎたり、難しいビートを乗りこなす競技じゃないからな。ロデオじゃないんだからさ(笑)。
あくまでビートは土俵であって、相手にどんな言葉をぶつけるかのほうが大事。一部の人しか盛り上がらんビートは、結局誰も得しねえから。まあ、俺はどんなビートでも乗れるから大丈夫なんだけどね(笑)。

グラビアも、上手くグラドルが乗れてる写真のほうが、ディグに引っかかるんじゃないスかね。
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◼︎Best 3>【12月14日公開・「魅惑のフェチグラ」くりえみ】
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まず、制服で浴槽入ってそれから脱いでるって順番おかしいやろ(笑)。どういう状況なん?って引っかかって、結局選んじまったわ(笑)。
くりえみさんは、どんどんグラビアでの活躍が増えてきてる子で、フィギュアみたいなキレイな体の意識高いグラドルって印象っスね。体が柔らかいのかポージングも自由自在なイメージで、この写真も何気なくやっているようで腰のひねりとか実際やると結構難しいんだと思う。

お尻の左側が上のほうだけ水面に出てて、ちょうど股の部分は水面で隠れてる絶妙な塩梅。もうちょっと沈むか浮くかしてたら、もっと普通に見えてたかもしれない。
くりえみさんは尻はプリッとしてるけど、俺的には太ももが細くて若干ボリューム感が足りないかなって思ってたんで、この写真は太ももがスカートで隠れてて尻だけ際立たせてくれてるんで、弱点は感じなかったな。

表情もいいし、全体的な薄暗さもいい。この一枚だけの写真っていうより、連続するシチュエーションの中の一枚って感じで、この前後が気になる(笑)。真面目そうな女子が実は、っていうエロ漫画みたいなシチュエーションはグラビアならではじゃないスか。


◼︎Best 2>【12月14日公開・「魅惑のフェチグラ」片岡沙耶】
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これはめちゃくちゃ露骨で、どうするのが正解?って感じなんスけど(笑)。だってキッチンに体重預けて、お尻突き出して、このエロい下着て…。しかもここ、よく見ると椅子といい冷蔵庫のサイズ感といい、会社の給湯室っぽく見えるんだよな。会社でこの状況、もし誰か入ってきたら言い逃れもなんもできないでしょ(笑)。

片岡さんは最近、オシャレっぽい仕事が多いのかなって思ってたんだけど、こういう強烈なグラビアもまだやってくれるんだってことに感動した。
デビュー当時から片岡さんのこと見てて、もちろん胸もいいけど、しっかりした腰に注目してた。だから片岡さんのお尻をこういうふうに強調して撮るってのは、さすがわかってるなって感じっスね。

これはお尻フェチの写真集からの一枚だけど、ただ尻が写ってるってだけよりも、シチュエーションとして「もしかしたらあるかも」ってどこかにリアルさを感じられるほうがグッとくるんだろうな。
年齢とかタイミングもあるんだろうけど、このシチュエーションは今の片岡さんにハマってる。この撮影現場、楽しかったんだろうな(笑)。


◼︎Best 1>【12月15日公開・「グラドルが水着で○○」花咲ひより】
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これはグラビア業界のテッパンだと思うんだけど、花咲さん幼顔×ダイナマイトボディを地でいってる有望株。肉をたくわえても様になる骨格を持ってる人なんだけど、もうすでにこの肉感的な体&ドヤ顔がエグい破壊力。
この衣装は“下着風水着”でもなんでもなく、もろに下着。言い逃れできないやつ(笑)。腰の紐の食い込み方も、脇の陰影もめちゃくちゃいいな。スタジオとかでバーンとライトが当てられてるより、この限られた光で撮ってる感じがケータイの写真みたいでより生々しい。

よく見ると漫画喫茶のパソコンのデスクの上だなってのがわかるんだけど、実際こんなことやってたら店員が来て注意されるから気を付けろ(笑)。ヤンマガ読んでる若い読者なんかは、リアルに漫画喫茶とかカラオケとかのカップルシートで息を殺していちゃいちゃしてるんスかね? 本当はダメなんだぞ、って念押ししとくか(笑)。

花咲さんみたいなめちゃくちゃ可愛いグラドルに、擬似的にこういう青春っぽいシチュエーションを再現されると、そんなことあったのかもって気になっちゃうよな(笑)。俺なんかは結婚もしてるし、今こういうことしちゃうとグラビア関係の仕事は二度と来なくなるから絶対できないんだけど(笑)。


◼︎Pick up>【12月15日公開・「グラドルが水着で○○」花咲ひより】
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同じ漫画喫茶でも、こっちはめちゃくちゃリアル。読んでる漫画も『行け!稲中卓球部』っていう、俺ら世代にはドンピシャにハマるチョイスだし。
胸の谷間もしっかり見えてて、腰のむっちり感もやっぱり最高。ただ下着の上にカーディガンて、それ素肌に直で着るもんちゃうやろ(笑)。まあそこは暗黙のグラビアルールってことで。

あと、花咲さんの表情がリアルすぎるんで、カメラのこっち側で見てるであろう、カップルの男側の想像もしてしまった。男側もものすごくやらしい顔になってて、それを見て漫画で顔隠して「ヤダ、恥ずかしい」みたいな感じ? そんな甘酸っぱエロい青春の妄想が止まらんわ(笑)。

花咲さんは1回お休みしてグラビアに復帰したけど、そこからグラビアの幅が広がったなと思ってる。完全にパワーアップしてるよね。これからの活躍も本当に楽しみっス。


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今週はヤバいよかったな。申し訳ないんだけど、他のグラビアが入る余地ないぐらい差が開いちゃってた。選んだ4枚はもうエロ本一歩手前だよ(笑)。それぞれ、シチュエーションが見事にハマってて単なる写真以上の味わい深さ。こういう写真に出会えるからグラビアディグはやめられないっスね(笑)。

それと、最近自分もよく着てる、例の“意識高い”グッズ最新版あるんで紹介です。「戦極 MC BATTLE」のオンラインショップ呂布カルマオリジナルデザインのパーカー予約受付中。Tシャツが好評だった“ソーシャルディスタンス”イラストっス。気になる人はチェックしてみてよ。

ではまた来週!


呂布カルマ
愛知県名古屋市在住。プロラッパーでグラビアディガー。音楽レーベルJET CITY PEOPLE代表。
コンスタントに音源のリリースを重ねつつ、『フリースタイルダンジョン』ではモンスターを務めた。

Twitter:@Yakamashiwa
Instagram:ryoff000karma

撮影/荻原大志(呂布カルマインタビュー)