シリーズ3作目の今でも不動の人気を誇る『彼岸島』。作品を読み込んでいるうちに、どうしても気になってしまった点をとことん追求する連載がこの「月曜日の彼岸島」です。

ここでは過去の人気記事を再掲載します！

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 バタフライ野郎からクソ喰い爺まで、多種多様な邪鬼が登場する『彼岸島』。どれも明を苦戦させた強者ばかりだが、吸血鬼の雑兵に言わせれば『彼岸島』に登場したチワワ様は「最強の邪鬼」（最後の47日間 第８巻第81話）らしい。

『彼岸島』『最後の47日間』に登場した邪鬼。ナマハゲ風の顔を持つ犬型邪鬼だが、なぜか下半身には人間の脚がついている。雅が彼岸島にいた頃に飼っていたペットで、口から炎を吹くことができる唯一の邪鬼。雅がサイコジャックを用いて自ら操ったこともあった。

本土の邪鬼たちで予選を開催して最強を決め、チワワ様と架空対戦させてみる。


 『48日後…』第24巻までに登場した邪鬼は全部で９体。その内訳は次の通り（登場順）。

No.1 吉昭

No.2 ユリ

No.3 邪鬼（ユキ）With ニセ雅（西山）

No.4 死神

No.5 エテ公

No.6 鼠の王様

No.7 眠り女

No.8 クソ喰い爺

No.9 カメレオン

まずはチワワ様への挑戦権を懸けて、彼らの中で最強を決める予選を開催。ここでは明との直接バトル開始から止めを刺されるまでのコマ数で勝敗を競わせる（複数回戦っている場合は最終バトル）。コマ数が多いほど「明を苦戦させた＝強い」と判定する。

その予選結果‥‥の前に、まずは不戦敗となった３体がこちら。

不戦敗 眠り女

池袋で寝顔を明に見られたのみで、まさかの直接対決ならず。起床後もユカポンのファンや痩身型邪鬼を喰うのに夢中だったため不戦敗（48日後… 第19巻第175話など）。


不戦敗 エテ公

執拗に明たちを追走するも、ことごとく逃げられてしまう体たらく。最後は東京を囲う壁（3025番）が放った対邪鬼専用兵器の攻撃を受け、明以外の人間に倒されるという世紀の番狂わせを演じた（48日後… 第14巻第130話など）。


不戦敗 ユリ

息絶え絶えの吉昭の前に現れて、あろうことか交尾を披露。そのグロテスクかつ美しい光景でユリの兄・健太に謎の感動を与えた後、明と戦うことなく夕日に向かって去って行ったため、明との対戦実現せずに失格（48日後… 第３巻第19話など）。


３体とも初登場時の期待感を大きく裏切る展開で予選脱落。未だ健在と思われるユリと眠り女が、今後再登場を果たすことに期待したい!!

６～４位の結果はっぴょぉお～～～～～うっ!!

 不戦敗組を除いた６～４位になったのはコイツら。

東都ドームの武闘会に参加した吸血鬼を無差別に喰った邪鬼。しかし結果は拍子抜けで、コマ数はまったく伸びなかった（48日後… 第21巻第200話など）。

明、姑獲鳥との三つ巴の戦いを展開。それ故にバトルも長くなり、鼠の王様の強さ（コマ数）が割増しされる疑惑の結果に（48日後… 第16巻第150話など）。

『48日後…』で明が初めて戦った元美少年。明に倒された後、カノジョ（邪鬼）との性交で昇天した、ある意味でもっとも幸せな邪鬼（48日後… 第１巻第８話など）。



最弱となったのはカメレオン。武闘会を盛り上げるスパイスとしての役割は果たしたが、明にわずか三太刀で首をはねられる、雑魚吸血鬼なみの扱いで絶命。とんだ一杯食わせ者だ（48日後… 第22巻第202話）。

 
 予選を勝ち抜き、チワワ様への挑戦権を掴んだのは誰か‥‥！
日本全土が大注目のトップ3は次週発表だ!! ハァハァ。