ゆるっと獄中コメディー『ごくちゅう!』
こんにちは、雨宮です!
今回から2回、刑務所の医療をサラッと書きます。
なぜサラッとなのかと言うと、高齢化で介護や治療が必要な受刑者の問題も取り上げられていますが、私が振り当てられた工場にはそういった問題を抱えている受刑者がおらず(おそらく他の工場に集められていた)経験していないからです。
というわけで一般的な工場の一般的な医療です。
うららちゃんのように高熱を出した場合はだいたいこのような流れになります。
うららちゃんのように高熱を出した場合はだいたいこのような流れになります。
雑居ですから、他の受刑者にうつったりしたら面倒(刑務所的に)です。隔離!
軽度なら独居で療養したり、刑務所やケースによっては病舎に入ることもあるようで、ベッドで休めたりなんてこともあるみたいです。
女子刑務所では拒食症で治療を受ける受刑者もいます。
その一歩手前の受刑者は担当の目の前でメイバランス(という栄養食品)を飲まされていました。死んでもカロリー摂りたくないだろうに。これも地獄だろうなー。
普段の生活の中でも受刑者によっては投薬があります。
持病の薬や予めもらっておいた鎮痛剤、便秘薬等を服薬することができるのですが、その際口内に薬を隠していないか「らりるれろ」で確認します。
やってみるとわかるんですが、舌も動いて見やすそうです。が、私は余裕で突破できます。精神科に入院してたときからやってたからな! どや。
やってみるとわかるんですが、舌も動いて見やすそうです。が、私は余裕で突破できます。精神科に入院してたときからやってたからな! どや。
例えば便秘薬は作用に個人差があり、シャバでは自分に合った量を調整して飲めますが、刑務所ではそうはいきません。
週一もらえる便秘薬をちり紙に包み取っておいて二週目の免業日前に一気に飲んでいました。出ます。
お腹痛くなるからトイレに行きやすい免業日前ね!
めちゃくちゃ暇だから、できれば病舎には行きたくないってみんな言ってました。
工場行ってたほうがマシ!
では、また!