頭文字D』の系譜を継ぐ新公道最速伝説『MFゴースト』。その担当者であるにも関わらず、クルマのことをまったく知らない若手編集者ウワイ。そんな彼の力になるべく、クルマライター・アンドーが立ち上がった。クルマと、クルマを通じた“モテ道“を学ぼうとする男の成長物語、第12回!

※こちらの記事の情報は2020年ヤングマガジン1号発売時のものです


第12回 ウワイ、モーターショー初体験でぶったまげる! の巻



入社2年目の若手編集部員ウワイ。
これは、時代の波に乗れない彼がクルマを乗りこなすまでを描いた物語である―――


〜登場人物紹介〜

ウワイ
ヤンマガ編集部期待(?)のルーキーにして、『MFゴースト』の新担当。勉強はできるがクルマのことはさっぱりという“さとり世代”。 


・クルマライター アンドー
自動車メディア業界で暗躍するフリーの編集ライター。風貌も発言もうさんくさいが、クルマに関する知識やクルマ愛は本物。


【あらすじ】世界5大モーターショーの一つ、東京モーターショーにウワイ初潜入!夢が広がりまくり、なコンセプトカーに、各社が誇るスーパーカー。そしてそして、眼福なお姉さんを目の前にして、筋金入りDT上井はKO寸前!?今から2年後の開催が待ち遠しくなる潜入レポート、はじまりはじまり~。

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今回は東京ビッグサイトから台場の青海展示場までの広々空間を舞台に、過去最大規模で開催された東京モーターショー。「2年に1度のお祭りじゃ~!」(アンドー)

アンドー
いやー楽しかったなあモーターショー。
ウワイ
ボクもついに東京モーターショーデビューが叶いました。
アンドー
「デビュー」ってただ取材してきただけで、何もしとらんじゃないか!とはいえ、キミもついに今回、モーターショーDTを卒業したわけだな。

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ホンダのブースには、手の届く距離にスーパーカーのNSXが!!触れるか触れないの位置まで近づいてはしゃぐウワイだが、この後、「それ約2400万円だからな!」とアンドーに言われてビビる



ウワイ
そういえば今回は、入場者数が130万人を超えたと聞きました。僕と同様、今回のモーターショーでDTを卒業したチェリーたちも多かったのでは?
アンドー
うん、そうかもしれないけどチェリーって言うな(笑)。やっぱり今回、主催側が「新しいモーターショーのカタチ」を模索して、これまでになかった展示方法や展示内容をやってのけたのがよかったのかもしれないなぁ。


VR体験でクルマの内部へ潜入!

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日産ブースでは、VR体験コーナーを発見。ウワイもヘッドマウントディスプレイを装着してクルマの中へ潜入!「これは理系男子のボクにはたまらん体験です!あ、鼻血が……」変態か!


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三菱の「MI-TECH CONCEPT」は、電動でSUVでオープンのコンセプトカー!「EVばかりじゃなくてディーゼル車も出して欲しいなぁ」と、たまにはマジメなことを言うウワイであった



ウワイ
ボクは「ショー」と聞くと、どうも会場となる建物内をうろつきまわるというイメージでしたが、今回は2つのブロックを移動しましたものね!
アンドー
そう!まるで台場~有明の街全体が会場になっているかのようだった。さらに徒歩移動する空間「オープンロード」にも様々な車両が展示されていて、飽きずに歩くことができた。


移動中も楽しい!

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2つの会場をつなぐ「オープンロード」にも展示車がたくさん。
「かわいい女子と一緒ならもっと楽しいのに!」(ウワイ)「それはオレの意見だ!」(アンドー)

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次世代パーソナルモビリティ体験会場では、ウワイもトヨタの電動パーソナルモビリティに試乗。「いやー、編集部内をこれで移動したいです」いや、それ室内で走ったら迷惑だろ!



ウワイ
そこで次世代パーソナルモビリティの試乗体験もできました。俗にいう「クルマ」とはちょっと離れたイメージの展示も、カーマニアじゃない人たちまでもが見に来たくなった要因ですね。
アンドー
そうかもな。お台場のメガウェブは「フューチャーエクスポ」と名を変えて、近未来体験施設になっていた。あそこはクルマメーカー以外の展示もいろいろあって、入場無料で未来体験ができるので、子ども連れの家族なんかにも好評だったんじゃないかな。
ウワイ
子どもといえば、子ども向け職業体験施設「キッザニア」の出張ブースが評判良かったみたいですね。自動車メーカーの社員や関係者が金型磨きやカーデザインのやり方を教えてくれるなんて、年齢制限さえなければボクだって体験したかったです!
アンドー
クルマのことが何もわかってないキミにはぴったりだな。ところで、展示車はどうだった?
ウワイ
未来のクルマが多かったですよね。

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日野のブースでは、2019年のダカールラリーでクラス優勝を遂げたレンジャーを展示。「大迫力です!」(ウワイ)

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トヨタ車体ブースにあった新型車「グランエース」。あのトヨタのアルファードよりデカいボディで、後席にはVIP空間が広がっている。「気分はヤンエグ♪」(ウワイ)

アンドー
それがモーターショーなんだよ。メーカーが次世代のクルマの姿を提案して、ユーザーの反応を確かめているんだから。
ウワイ
トヨタの「e-RACER」ってのは気になりましたね。
アンドー
未来のファン・トゥ・ドライブとカスタマイズを提案するオープンスポーツカーな。
ウワイ
これがチューニングカーの未来の姿なのかしらと、いろいろ想像力が湧きました。

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トヨタブースに展示されてた未来のスポーツカー『e-RACER』。勝手に乗り込めないので、隣で妄想して運転する気分に浸るウワイ(笑)。


アンドー
では、市販車や市販前提車はどうだった?
ウワイ
ホンダのF1そっくりなマシンが展示されていてびっくりしました。まさかあれで公道を走れるなんて……。
アンドー
いや、それ本物のF1だから(笑)。フィットやハスラー、レヴォーグとか、ほぼあのまま発売されるクルマが展示されてただろうが!
ウワイ
ああ、それならアルピーヌですね。
アンドー
ぬぬ、珍しくマトモな答え。たしかに「MFゴースト」でも活躍していたスポーツモデルだからな。

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『MFゴースト』でも活躍中のアルピーヌA110を発見!「実物は初めて見ましたが本当に美しいデザインでびっくりしました」(ウワイ)

ウワイ
アルピーヌの隣にいたコンパニオンのおねえさんが、一番僕のタイプでした。
アンドー
クルマじゃないんかい!



MFGエンジェルズも登場!

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会場内の「東京オートサロン」応援ブースには、オートサロンイメージガールとなった、我らが「MFGエンジェルス」の林ゆめちゃんと山口はのんちゃんがいたぞ!年明け開催予定のオートサロンにも行かねば!



「初参戦して会場の広さや出展車の多さに驚愕しました!次回はマイカメラを持ってきてお姉さんたちを撮りたいです!(←そっちかい!)」(ウワイ)



『MFゴースト』ヤンマガWebにて絶賛公開中!