シリーズ3作目の今でも不動の人気を誇る『彼岸島』。作品を読み込んでいるうちに、どうしても気になってしまった点をとことん追求する連載がこの「月曜日の彼岸島」です。
ここでは過去の人気記事を再掲載します!
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→『彼岸島 最後の47日間』を今すぐ読む!
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吸血鬼にだって彼らなりの生活があり、それなりに充実していたり‥‥していなかったりする。そんな本土に住む吸血鬼たちの、とある1日のルーティーンに密着!
11:00
本土の吸血鬼たちの朝は遅い。起きて早々、早朝まで嗜んでいた人間たちの死体が目に入り思考停止。
11:30
吸血鬼Aとの朝まで宴を終えて爆睡中。
12:00
目が覚めてきた頃合いを見計らって昼食。カップ麺的なもので腹を満たして、なぜか規則正しく生活している満足感を味わう。
12:30
13:00
特にやることはないのだが‥‥クソ人間を見つけたとあらば話は別。気が済むまで痛めつけたら、ポケットの中の道具で吸血樽の活け作りだ! 枡で呑む人間の血はたまらんなァ!!
14:00
‥‥悪い噂を聞いてしまった。なんでも各地で“宮本 明”とかいうクソ人間が吸血鬼をぶっ倒しまくっているらしい。万一に備えて身体を鍛えておこう‥‥明日から。
15:00
16:00
“会えるアイドル”のライブへ。マネージャー吸血鬼同伴でアイドルが入場しただけで、もうテンションはマジ最高!
17:45
腹も減ったし、ただ飯を求めて夜祭りへ。自分より先に酔っているクソ野郎が気に入らなかったので、後ろから不意打ちで気絶させ、ヤツが呑んでいた酒とブタ串を奪う。ざまァ!
18:00
夜祭りの会場が何やら騒がしい‥‥って、人間が暴れて‥‥! まさかあれが“宮本 明”!? ひいいい! 助けてェ!
18:04
因縁を付けられるヤツを探して会場をふらふら。お! ケーブルカーの横に哀れな人間どもがいるじゃ‥‥へ?
吸血鬼B、明のケーブルカー攻撃で死す。
21:00
ちくしょう! みんな、宮本 明のクソ野郎にやられちまった! でもアイツらがいなければ、俺も血を集めやすくなるし‥‥というわけで雅様の素敵なショーを観覧して、アイツらのことは綺麗さっぱり忘れちまおう!
結論
十人十色な吸血鬼だけど、結局は全員クソ野郎だった! ぴえん。