シャーク小笠原に教えたい! 車中泊専門誌『カーネル』による誰でも快適に寝られる車中泊入門 (DIY入門Part7)
実践DIYの基本を紹介するシリーズ。カーテンの作り方、第2回目です。
今回は、まずリアドアカーテンの作り方を紹介しよう。
難易度は初級! カーテンを装着しよう(その2)
今回はリアドア用のカーテンを作る作業。セダンやクーペ以外なら、リアが開閉できるモデルは多い。車中泊はもちろん、日常使いでも役立つアイテムだろう。ただし、カーテンレール装着時に穴あけ加工が必要となる。
レールを取り付け個所の長さを測る
カーテンの装着位置は、ドアよりも車体側のほうがベター。特にリアドアにストップランプなどがあると、サイズを測るだけでも迷いがでる。
今回は三菱・デリカD:5(旧型)にリアドアカーテンを装着。リアドアにストップランプがあるため、室内側の天井スペースに取り付ける。気をつけたいポイントは、すべての計測作業はひとつのメジャーでおこなうこと。メジャーによって微妙な差が出る場合もあるので、その誤差をできるだけ減らしたい。
今回は三菱・デリカD:5(旧型)にリアドアカーテンを装着。リアドアにストップランプがあるため、室内側の天井スペースに取り付ける。気をつけたいポイントは、すべての計測作業はひとつのメジャーでおこなうこと。メジャーによって微妙な差が出る場合もあるので、その誤差をできるだけ減らしたい。
レールをカットして、ヤスリがけ
カーテンレールに付属している金ノコギリは汎用性高し! ほかでも使えるので重宝する一品。
計測したリアドアのサイズに合わせて、カーテンレールをカットする。カーテンレールの商品に金ノコギリが付属していることが多く、意外に切りやすい。その後、ヤスリがけでカット面を整えて、先端にキャップストップを付ける。
計測したリアドアのサイズに合わせて、カーテンレールをカットする。カーテンレールの商品に金ノコギリが付属していることが多く、意外に切りやすい。その後、ヤスリがけでカット面を整えて、先端にキャップストップを付ける。
レールを手で曲げて調整する
クルマ用のカーテンレールなら手で曲げられる。家庭用は硬くて曲がらない。
今回選んだようなクルマ用のカーテンレールの特徴は加工のしやすさ。手でたやすく曲がるので、車内天井の微妙なカーブに沿った形状にすることも比較的簡単にできる。とはいえ、左右均等になるようにするには、徐々に形状を見ながら調整していくことが大切。
今回選んだようなクルマ用のカーテンレールの特徴は加工のしやすさ。手でたやすく曲がるので、車内天井の微妙なカーブに沿った形状にすることも比較的簡単にできる。とはいえ、左右均等になるようにするには、徐々に形状を見ながら調整していくことが大切。
ビスを留める個所の位置を決める
サイズの計測と同様に、ビス留め位置も同じメジャーで計測してマーキングする。
ビスを留める個所をマーキングする。この時注意するのは、マーキングした部分が装着したレールで隠れるようにすること。完成時にマーク部分が見えないようにすれば仕上がりが美しくなる。なお、このカーテンレールの固定に使うブラケットは可動するので、マーキングした個所へ調整しながら一定間隔にビス留めできる。
ビスを留める個所をマーキングする。この時注意するのは、マーキングした部分が装着したレールで隠れるようにすること。完成時にマーク部分が見えないようにすれば仕上がりが美しくなる。なお、このカーテンレールの固定に使うブラケットは可動するので、マーキングした個所へ調整しながら一定間隔にビス留めできる。
位置決めしたらビスを回し込む
カーテンレール購入時にビスが付属しているか確認したい。
一定の間隔でビス位置を決めたら、ドライバーを使ってビスを回し込んでいく。多くのカーテンレールには、ビスも付属している。ビス先端が食い込むような形状になっているので、回し込むだけで天井にグイグイ食い込んでいく。
一定の間隔でビス位置を決めたら、ドライバーを使ってビスを回し込んでいく。多くのカーテンレールには、ビスも付属している。ビス先端が食い込むような形状になっているので、回し込むだけで天井にグイグイ食い込んでいく。
カーテンをレールにとおす
カーテンを購入する前に、事前にリアドアのサイズを計測しておくこと。ちょうどいい大きさのカーテンがない場合は、やや大きめを選ぶといい。丈が短いと車内が一部見えたり、断熱という意味でも下部から冷気が入るので注意。
レールを装着したらカーテンをレールに通す。カーテンにはフックが標準で備わっていることが多く、フックが上下に可動できる。任意の高さに設定することが可能。今回はカーテンの丈の長さがちょうどよかったので、ほぼピッタリの高さに合わせた。
レールを装着したらカーテンをレールに通す。カーテンにはフックが標準で備わっていることが多く、フックが上下に可動できる。任意の高さに設定することが可能。今回はカーテンの丈の長さがちょうどよかったので、ほぼピッタリの高さに合わせた。
ホッチキスでベルクロテープを固定
ホッチキスの針が目立たないように、カーテンやベルクロの色に合わせてペンで塗ってもいい。
カーテンにベルクロテープを付けるのだが‥‥ここで使うのは文房具のホッチキス! 糸と針は使わない斬新な方法だが、荒く扱わなければ丈夫で剥がれることはないという。車体側のベルクロテープは両面テープで左右に接着する。
カーテンにベルクロテープを付けるのだが‥‥ここで使うのは文房具のホッチキス! 糸と針は使わない斬新な方法だが、荒く扱わなければ丈夫で剥がれることはないという。車体側のベルクロテープは両面テープで左右に接着する。
リアドアのカーテン完成!
センター部は洗濯ばさみでカーテンを閉じる。
今回のカーテンサイズは幅100×丈110cmのタイプ。丈とリアドアびサイズがピッタリだったので、短くカットしてミシンで縫うという手間が省けた。車中泊時には目隠しとして活躍! ドアを開けて換気しつつ休憩するときも、カーテンがあれば車内を覗かれることはない。
次回は左右のスライドドアのカーテンを装着します!
車中泊専門誌『カーネル』
一般車での車中泊テクニックや快眠ギア、車中泊目線のドライブガイドを中心に紹介する車中泊専門誌。キャンピングカー、バンライフ、DIYテクニックなど、クルマ旅やクルマのあるライフスタイルを、もっと楽しくする情報が満載。年に4回(3、6、9、12月)に発行。『カーネル』が運営するWEBメディアサイト・SOTOBIRA(https://sotobira.com/)でも車中泊情報を更新している。
今回のカーテンサイズは幅100×丈110cmのタイプ。丈とリアドアびサイズがピッタリだったので、短くカットしてミシンで縫うという手間が省けた。車中泊時には目隠しとして活躍! ドアを開けて換気しつつ休憩するときも、カーテンがあれば車内を覗かれることはない。
次回は左右のスライドドアのカーテンを装着します!
車中泊専門誌『カーネル』
一般車での車中泊テクニックや快眠ギア、車中泊目線のドライブガイドを中心に紹介する車中泊専門誌。キャンピングカー、バンライフ、DIYテクニックなど、クルマ旅やクルマのあるライフスタイルを、もっと楽しくする情報が満載。年に4回(3、6、9、12月)に発行。『カーネル』が運営するWEBメディアサイト・SOTOBIRA(https://sotobira.com/)でも車中泊情報を更新している。