ゆるっと獄中コメディー『ごくちゅう!』
ヤンマガWebに連載中の、ゆるふわ獄中コメディ『ごくちゅう!』の漫画のなかで描かれたことについて、「実体験」をもとに、よりDEEPに解説する連載です!
こんにちは、雨宮です!
今回は懲罰についてです。
規則違反→「処遇」という刑務所内での生活を統括する部署で、調査(事情聴取)→アウトなら懲罰、という流れです。
だいたい1週間から、長いものだと60日間になります。
(懲罰の内容は、漫画『ごくちゅう!』を読んでネ☆)
刑務所でよくある懲罰対象になる事案と言えば、ケンカや物品不正授受、不正使用あたりでしょうか。あと作業拒否や、独居だと出房拒否。
私のいた初犯のみの工場と累犯もいる工場だと、事情も違うかもしれません。
初犯だと懲罰にビビりきっているので、ケンカらしいケンカは見ませんでしたが、累犯であればもらえる仮釈放も少なく、満期上等受刑者も少なくないと聞きます。
私の刑務所では懲罰になるとバッジの色が赤になり、分類(階級)が落とされます。少なくとも赤バッジの間は、集会でお菓子も食べられません! 嫌すぎ!
テメーいまぶつかっただろやんのかコラ的なケンカ等のトラブル防止もあり、受刑者同士の身体的接触が禁止されています(『ごくちゅう!』ではガン無視)。
しかし初犯でも血気盛んな人はもちろんいるので懲罰を繰り返し、工場を転々とする受刑者もいます。二度三度懲罰行ったら、後はもう誤差だしね!
直接理由は聞けず噂のみですが、某有名ブロガー受刑者もそうでしたw
運良く私は懲罰に行ったことないので、元女子受刑者に話を聞いたのですが、暴れてたら最終的に後ろ手に縛られて、食事も犬食いしたと言ってて戦慄しました。現代にあるの? そんなこと???
では、また!