Q1. 月間賞を目指した理由や経緯を教えてください! A. 以前X(旧Twitter)に自分がポストした漫画を現在の担当編集の横山さんが読んでくださって、それをキッカケにお声掛けいただき、賞を目指して作品を作ってみました。
Q2. 読み切り作品をつくる上で大切にされている点、注意されている点をお聞かせください。 A. 勢いです。「これで10話分を作るのムリだな」みたいな出落ちネタでも読み切り分くらいなら描き切れるので、短距離走の気持ちで描いていました。
Q3. そして、この度は『伽藍堂のガラクタたち』連載開始おめでとうございます! 読み切りではなく、連載に挑戦するときならではの楽しい点、困難な点はなんでしたか? A. 楽しいのは登場人物達と長い付き合いができる点です。困難は長い付き合いをしなきゃいけない点です。
Q4. 月間賞受賞から連載決定までのあいだ、創作活動のモチベーションとなっていたことはなんですか? A. 同年代っぽい漫画家の成功を見て「◯してやる〜〜〜」と思う事です。言葉は悪くなるのですが、そういった負けん気がモチベーションになっています。
Q5. 担当編集者との打ち合わせで印象に残っていることを教えてください! A. 担当編集さんが「リスクを取るキャラはかっこいい」的な話をした翌週、週刊少年ジャンプで『HUNTER×HUNTER』に出てくるヒンリギというキャラクターがリスクを取って生牡蠣を食べているのを見て、「たしかに……かっこいい……! 」と思ったことです。
Q6. 今回の連載作品で特に力を入れているポイントはなんでしょうか? A. なんとなくズレた人々が楽しそうにしている姿が描ければ良いなと思っています。憂鬱な月曜日に少しでも笑いを提供できれば幸いです。
Q7. 桑名さんの作品では、登場人物による軽妙な掛け合いが非常に魅力的です。そういった会話劇を表現するうえで意識されていることをお聞かせください。 A. 日々の生活とか本を読む中で面白いと思った言い回しをなるべく記録することです。あとは沙村広明先生が描くギャグの影響を受けている気がします。
Q8. 今後の目標や意気込みを教えてください! A. がけっぷちでいいので生き残りたいです。
Q9. これから新人賞への応募を考えている人へ一言お願いいたします! A. 完璧主義に囚われると行動ができなくなるので、とりあえず形にして人に見せると良いと思います(自戒)。