新人漫画家さんたちがヤンマガで羽ばたいていくまでをお伝えするヤンマガ新人ニュース。今回は『望みの卵が開くとき』で第90回ちばてつや賞・期待賞、『ストレイキャット・スランバー』で第91回ちばてつや賞・期待賞を受賞し、ヤンマガWebで『擬族』を連載開始した堅貝氏にインタビューしました!
『擬族』
あらすじ
この町には、人のまがい物である「擬族」が潜んでいる。ーーまがい物として生まれたなら、生きる意味はあるのだろうか? 奇才が描く新境地のダークファンタジー、ここに開幕!
作品が無料で読めるリンクはこちら。
【プロフィール】
堅貝 katakai

愛知県出身。好きな作品は恒川光太郎『雷の季節のおわりに』、舞城王太郎『淵の王』。その他、伊坂幸太郎や伊藤計劃の作品。
はじめての連載ですが、精一杯がんばります。
『擬族』
あらすじ
この町には、人のまがい物である「擬族」が潜んでいる。ーーまがい物として生まれたなら、生きる意味はあるのだろうか? 奇才が描く新境地のダークファンタジー、ここに開幕!
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【プロフィール】
堅貝 katakai
はじめての連載ですが、精一杯がんばります。
堅貝氏に聞く! 10の質問!
1.『擬族』連載開始おめでとうございます! まずは「ちばてつや賞」についてお聞かせください。応募のきっかけはなんだったのでしょうか?
担当の渡邊さんとDAYS NEOでお会いし、ちばてつや賞に応募してみないかと言われたことがきっかけです。最初に応募した『望みの卵が開くとき』は、構想自体はすでに出来上がっていたんです。展開や画面を動かすことだったり、コマの大きさ、一般人のリアクションなどを入れることを意識しました。
2.二期連続で『ちばてつや賞』に応募されています。その経緯や背景を教えてください。
1期目の応募が終わった後、web読み切り『捻れて廻る星の下で』を制作しました。その作業が一区切り付いたタイミングで、次のちば賞の締め切りまでちょうど良く期間が空いていたので、2期続けて応募することになりました。
3.各作品のテーマ選びはどのように決めていたのでしょうか?
2回目のちばてつや賞に応募した『ストレイキャット・スランバー』では、人間ドラマをメインにして、現実にない概念や変な生き物は出さないという目標をたてて作りました。あとは、悪い人がでてくる漫画を描いたことがなかったので「コソ泥」を主人公にしました。基本的には設定から考えているので、ジャンルは後からあてはめていってると思います。

4.Webに掲載された読み切り『捻れて廻る星の下で』は、どのような経緯で制作されたのですか?
これは最初から設定が決まっていて、ループする世界観、しかも、それぞれ別の日数のループを繰り返す話って見たことないなと思って制作しました。物語に展開を出そうということで一対一のラブコメを提案されて、今のプロットに落ち着きました。
5.満を持しての連載ネーム、打ち合わせを重ねていくなかで意識したことはありますか?
やはり読み切りとは違うので、続きが気になるようなヒキを作ることです。考えたことを全部出さないことも意識しました。出さなすぎてもわからないし、全部言ってしまってもつまらない、そのバランスです。
6.一年半で脅威の5作品・・! 制作スピードの秘訣を教えてください。
物語のタネが決まっていることが大きいかもしれません。最初のフックが固定してあるので、そこから「面白い」をアレンジして漫画にしていってます。
7.普段の打ち合わせや担当編集者とのやりとりで心がけていることはありますか?
かしこまりすぎてもいけないかなと思って、たい焼きとか和菓子をよく一緒に食べています。事務的じゃない雑談も大切にしていて、自然と作品のことについて話せるようにしています。
8.漫画制作のうえで、特に大切にしていることを教えてください。
セリフのリズム感は結構悩んだりしています。小説が好きなので、読んでいてつまずかないような心地良いリズム、言葉の響きを気にしています。
9.『擬族』のココをみて欲しい、お願いします!
まずは「群体」の人たちがいるという世界観。その世界と、そこで生きる人間たち、日常とはズレたところにある物語を見て欲しいです。

10.最後に、これから月間新人賞やちばてつや賞を目指す方々へ、メッセージをお願いします。
ふところが広い賞だと思っているので、自分の強みで思いっきりやったらいいと思います。まずは出してみるのが良いかもしれません!
堅貝さんありがとうございました!
ちばてつや賞・月間賞などヤンマガの新人賞はデビューへの近道!
ヤングマガジン編集部はみなさんの力強い作品をお待ちしております!
担当の渡邊さんとDAYS NEOでお会いし、ちばてつや賞に応募してみないかと言われたことがきっかけです。最初に応募した『望みの卵が開くとき』は、構想自体はすでに出来上がっていたんです。展開や画面を動かすことだったり、コマの大きさ、一般人のリアクションなどを入れることを意識しました。
2.二期連続で『ちばてつや賞』に応募されています。その経緯や背景を教えてください。
1期目の応募が終わった後、web読み切り『捻れて廻る星の下で』を制作しました。その作業が一区切り付いたタイミングで、次のちば賞の締め切りまでちょうど良く期間が空いていたので、2期続けて応募することになりました。
3.各作品のテーマ選びはどのように決めていたのでしょうか?
2回目のちばてつや賞に応募した『ストレイキャット・スランバー』では、人間ドラマをメインにして、現実にない概念や変な生き物は出さないという目標をたてて作りました。あとは、悪い人がでてくる漫画を描いたことがなかったので「コソ泥」を主人公にしました。基本的には設定から考えているので、ジャンルは後からあてはめていってると思います。

4.Webに掲載された読み切り『捻れて廻る星の下で』は、どのような経緯で制作されたのですか?
これは最初から設定が決まっていて、ループする世界観、しかも、それぞれ別の日数のループを繰り返す話って見たことないなと思って制作しました。物語に展開を出そうということで一対一のラブコメを提案されて、今のプロットに落ち着きました。
5.満を持しての連載ネーム、打ち合わせを重ねていくなかで意識したことはありますか?
やはり読み切りとは違うので、続きが気になるようなヒキを作ることです。考えたことを全部出さないことも意識しました。出さなすぎてもわからないし、全部言ってしまってもつまらない、そのバランスです。
6.一年半で脅威の5作品・・! 制作スピードの秘訣を教えてください。
物語のタネが決まっていることが大きいかもしれません。最初のフックが固定してあるので、そこから「面白い」をアレンジして漫画にしていってます。
7.普段の打ち合わせや担当編集者とのやりとりで心がけていることはありますか?
かしこまりすぎてもいけないかなと思って、たい焼きとか和菓子をよく一緒に食べています。事務的じゃない雑談も大切にしていて、自然と作品のことについて話せるようにしています。
8.漫画制作のうえで、特に大切にしていることを教えてください。
セリフのリズム感は結構悩んだりしています。小説が好きなので、読んでいてつまずかないような心地良いリズム、言葉の響きを気にしています。
9.『擬族』のココをみて欲しい、お願いします!
まずは「群体」の人たちがいるという世界観。その世界と、そこで生きる人間たち、日常とはズレたところにある物語を見て欲しいです。

10.最後に、これから月間新人賞やちばてつや賞を目指す方々へ、メッセージをお願いします。
ふところが広い賞だと思っているので、自分の強みで思いっきりやったらいいと思います。まずは出してみるのが良いかもしれません!
堅貝さんありがとうございました!
ちばてつや賞・月間賞などヤンマガの新人賞はデビューへの近道!
ヤングマガジン編集部はみなさんの力強い作品をお待ちしております!