今や人気のeスポーツのゲームタイトルがスマホでもできてしまう時代…、とはいえスペックの高いPCで本格的にゲームに没入してみたい! ということで、「スタダGG!」谷岸玲那がガチでゲーミングPCを購入するべく東京・秋葉原のPCショップ「GALLERIA esports Lounge(ガレリア イースポーツ ラウンジ)」さんの眞弓さんに基礎の基礎から教えてもらいます!
 
『League of Legends』のプロチームに所属する現役女子大生プロゲーマー・大友美有はゲーミングPC計4台持ちの先輩としてサポートするかと思いきや、次第にマジになってきて…。
前回のPC本体編の続きということで、今回はゲーミングデバイス選び&カスタマイズ編をお送りします!

 ■モニターのスペックが高いと反応速度もアップ!

谷岸
いきなり素朴な疑問なんですけど、モニターって1つでいいですか? 2つ必要?
大友
モニターは2つほしい!!
谷岸
眞弓さんじゃなくて、美有ちゃんからお返事来た(笑)。しかも声を大にして(笑)。でもプロがそう言うなら、2つなんだろうなー。
眞弓さん
1台よりも、2台モニターがあると、より快適な作業環境を構築できます。
大友
1つでもゲームはもちろんできるんだけど、ゲーム実況の配信しようとしてるなら2つないとダメ! コメント見ながらプレイしたり、相手の情報見たり、ほんとに快適だから。
谷岸
たしかにコメント見ながらとか、配信で便利そう!
大友
“60”とか“144”とかって性能の違いがあって、144になるとキャラがヌルヌル動いて反応速度が明らかにいいモニターなのね。つまり、入力したアクションへの反応が早いし動きの残像も少ないから、144は1つは欲しい。
眞弓さん
“60”や“144”という数字は「リフレッシュレート」という“1秒間に画面が切り替わる回数”を表しています。“パラパラ漫画”をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。同じアクションを60枚の絵で表すか144枚の絵で表すか、という違いです。144枚の方が滑らかに動いているように見えます。また、リフレッシュレートはHz(ヘルツ)という単位で表されます。
60Hzのモニターが一般的ですが、ゲーム用途には144Hzやさらに上の240Hzが採用されていることが多いです。
谷岸
じゃあ144がもう必須だね!
眞弓さん
モニターの大きさは24・25インチが特に人気です。限られたスペースに2台のモニターを設置されるのであれば、大きいサイズのメインモニターと小さいサイズのサブモニターを選んでいただくのもアリですね。
大友
アリだと思います(笑)!


■“配信映え”の重要アイテム・ヘッドセットも機能進化中!

眞弓さん
次はヘッドセットです。
谷岸
この猫耳ついてるの、めちゃくちゃ可愛いですね!
眞弓さん
こちらは、Razer製の「Kraken Kitty」です。色はピンクとブラックがあります。猫耳の部分とイヤーパッドの部分が光る上に、光の色も変更できるため、普段使いだけではなく、配信時に着用していただくのもおすすめです。
ヘッドセットは、頭や耳の形に合わない製品を長時間着用していると、その部分が痛くなってしまう可能性があるため、店頭で試着していただいてから購入されることをおすすめします。
大友
試着してみたいの、いくつかあります!
眞弓さん
ぜひどうぞ!
谷岸
いろいろ触ってみると、メーカーやタイプによって全然イヤーパッドの固さとか感触とかも違う!
眞弓さん
マイクをイヤーパッド部分に収納すると、自動的にこちらの声や音が切れる製品もございます。配信中に咄嗟に音を消したい時に便利です。
大友
少しずつ進化してるんですね!

■マウスの使い分けを実践して、長時間プレイを快適化!

眞弓さん
マウスを選ぶ基準の一つとして、重量が挙げられます。例えば、軽いマウスは50g前後と、一般的なマウスの半分ぐらいの重さです。もちろんそれぞれ好みはあるので、ぜひ店頭でお試しいただいて、自身の手に合ったマウスを選んでいただきたいです。
大友
特にシューティング系のゲームをやるんだったら軽いマウスの方が絶対いい。反応速度も落としたくないし、ずっと動かしてても疲れないから。
眞弓さん
デザインを兼ねて、穴をあけることで、物理的に軽量化をはかっている製品もあります。
谷岸
えっ!? この穴あきのマウス、めっちゃ軽い! お菓子みたい(笑)。『APEX』の配信をしようと思ってるから、この軽いやつがいいのかも。
眞弓さん
他に選ぶ基準としては、マウスのサイド(側面)についているボタンの数や位置です。サイドのボタンには、ゲームをプレイする時によく使うキーボードのキーを設定していただくことができ、マウスだけで操作可能です。
大友
ボタンが多いものはどちらかというとRPGとか向けですよね。
眞弓さん
そうですね。ちなみに大友さんはどんなマウスを使用されていますか?
大友
『League of Legends』とFPSでマウスを使い分けてます。『LoL』は操作が慣れているのでボタン多めのマウスでスキル使う用にキーをいくつか設定していて、FPSの場合は腕をめっちゃ動かすのでとにかく軽いもので疲れないように、って感じです。
眞弓さん
ゲームによってマウスを使い分けるのはさすがですね。また、有線と無線どちらにするかも、マウス選びの重要な基準の一つです。有線は電池切れの心配がないため、安心して長時間お使いいただけます。スペースが狭く、有線のケーブルが絡まりやすい方は無線マウスがおすすめです。無線マウスも進化していて、最近の製品は以前のモデルより軽くなっています。ぜひ、持って重量をくらべてみてください。
谷岸
ほんとだー! ちょっとだけど軽さ違う! デザインの違いも面白くなってきた!
大友
形がカッコいいと強くなった気分になれるしね(笑)。でも気持ちも重要だから!
眞弓さん
様々なタイプのマウスを取り揃えているので、ぜひ店頭で使い心地をお試しください。

■押すだけで楽しくなる!? キーボードは試打が命!

眞弓さん
キーボードは、多くの製品を試し押ししていただいくと、感触・重さ・キーを押した時の音が違うため、お好みのキーボードを見つけることができます。
大友
これ好きー! 自分は軽くてカチカチ音がする方が好きですね。結局、何が違うんですか?
眞弓さん
中に入っている“軸”が違います。「GALLERIA esports Lounge」には、違う軸のものが1つにまとまった“テスター”も用意していいます。押し比べていただくと、好きな軸がきっと見つかると思いますよ! ちなみに今大友さんが触っているキーボードは、青軸のものですね。
谷岸
重さも音も全然違う。えー私どれだろう…。デザインは、コンパクトで七色に光ってキレイなのがいい!
大友
長時間ゲームするならやっぱり軽い方がいいよ。あとカチカチ音が鳴る方がゲーマーっぽい(笑)。
大友
ここにいるとめっちゃワクワクします! テンションが上がった勢いで、買うかどうか悩んでたのを買ってしまいそう(笑)。
眞弓さん
ぜひこの機会に(笑)。本日ご来店いただいている「GALLERIA esports Lounge」では、地下のプレイエリアで店頭に展示されているキーボードやマウス、ヘッドセットなどのゲーミングデバイスを使用して、実際にゲームをプレイできます。
(ゲームをプレイする場合は、ドスパラアプリの初回会員登録で2時間無料。追加1時間350円/3時間1,000円))
谷岸
それ最高じゃないですかー! じゃあそれぞれ一番欲しいものを集めてこよう!

そして2人は『Apex Legends』でガチのお試しプレイをするのでした…。

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ゲームが始まり表情が一変する大友美有! 『League of Legends』のプロチーム所属とはいえ、『Apex Legends』も素早くて上手いとは…。

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数日後、ガチでゲーミングPC一式をお買い上げした谷岸玲那。YouTubeチャンネルも開設してゲーム配信も大幅にパワーアップ!


【プロフィール】
大友 美有(おおとも みゆう)・2002年8月13日生まれ・埼玉県出身 Twitter
日本のeスポーツ界で今注目の的となっている、現役女子大生プロゲーマー。プロチーム「Rascal Jester」に練習生として所属。
 
谷岸 玲那(たにぎし れな)・2000年7月7日生まれ・東京都出身 Twitter
eスポーツを始め、あらゆるゲームシーンを盛り上げるべく活動する女性ゲームタレントユニット「スタダGG!」の3期生。ミスマガジン2020ベスト16に選出され初グラビアを披露するなど、多方面で活躍中。

撮影/田中健児
ヘアメイク●ムロゾノケイト、尾古夢月(GiGGLE)