◼︎“プロ”のグラビアディガーになるための心構えを言っとく


どうも、ラッパーの呂布カルマです。
お陰様でこの連載始まってから、“プロ”のグラビアディガーとしてグラビアをディグって語ってるけど、元々プロフィールで“グラビアディガー”を名乗り出したのは4〜5年くらい前からだった。最初は「こんなグラドルがいるから見てよ」っていうシェアの気持ちと、自分の審美眼の誇示って感じだね。

水着グラビアってのはある意味日常生活に溶け込んでるっていうか、例えば居酒屋のビールのポスターとか、コンビニの雑誌コーナー行っても水着の女の子の表紙が絶対あるんで、そんな大仰に構える必要もないわけで。
俺のツイートにはグラビアが貼られてるから、リツイートしづらいとか人前で開きづらいとか言う奴もいる。けど、人前でヤンマガ読むっしょ?みたいなね(笑)。ビールの水着ポスターあるから席移動しよ、ともならんし(笑)。

プロを目指すグラビアヘッズの中にも、まだちょっと恥ずかしがってグラビアと距離取ってる奴もいそうだから言っとく。そんなのは行き過ぎた自意識なんで捨てなさい。恥ずかしがることでもなんでもない。誰も気にしてへんから(笑)。
むしろ自分が“ソフト助平”であることを受け入れて、引っ張ったままの思春期を抜け出せばいい(笑)。これがアマチュアディガーに伝えたい最初の心構えっスね。

それじゃあ今週も“プロ”としてガチで掘っていきますわ。
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◼︎Best 3>【10月5日公開・「ヤンマガアザーっす!」豊田ルナ<YM2020年45号>】
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笑顔といいプロポーションといいロケーションといい、すべてが眩しいっスね。このあと背中を向けてきれいに飛び込んでいくんだろうな、って想像しちゃうわ。
かなり上位の“落差クビレ”を持つ豊田さんだけど、今回はあえてクビレ強調のカットじゃなくて、このハイレグ気味な競泳水着風の衣装のおかげで、付け根から脚が全部見えてる肌色感が強すぎるカットを選んだ。

腕を後ろに回すポーズが作り出した、脇のぷくっとしたふくらみがわかる陰影も素晴らしいっスね。前に名付けた“おっぱいの付け根”の柔らかそうな感じが、光と影によって自然に描写されてるのがポイント。
自分、美術の大学に行ってたんで、石膏像とかモデルのデッサンを描いてたんスよ。だからなのか、写真の中でも光と影って結構気になる。この写真は自然光ならではのシャープな影とふわっとした影が両方あって立体感がよく出てる。美しい一枚だわ。

あと顔もすごく自然な感じで、笑顔の明るい部分と影の部分が輪郭を形作っていてキレイ。こういう陰影も好き。描き甲斐がある好みの影がいっぱい出てる写真だな。
こんなキレイな写真、スイミングスクールの生徒募集ポスターにしたら一発で集客できるっしょ。オッサンばっか来そうだけど(笑)。


◼︎Best 2>【10月7日公開・「デジタル写真集チラ見せ」大原優乃】
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大原優乃さん、ついに来たな。グラビア的なメジャー感でいうと、今やもう大物。今回の写真はグラビア始めた初期のものらしいけど、このボディは最初から言うことなしだな。全部の写真が良すぎて、そりゃ売れるわって改めて思った(笑)。

このカットは反り腰にして体にきれいなラインを作ってるんだけど、そうすることでうっすらあばらも浮き出てる。この生っぽさ、いいよな。
横乳の輪郭も、そんなちゃんと出んの?ってぐらいくっきりキレイ。この体のキレイな立体感を見ると、意外と筋肉がついてるのかも。元々、若いころからダンスで鍛えてたって聞いたことあるしね。胸元あたりの柔らかい光の反射もキレイだし、女性の体っていいなって思わせる写真っスね。

それにグラビア初期でこのアンニュイな表情ができてるのはスゴい。いや、これを狙ったカメラマンがスゴいのかも。「遠くを見て」とか指示してるのか、この写真に関しては目線があるよりエモさが増してる気がする。


◼︎Best 1>【10月7日公開・「デジタル写真集チラ見せ」大原優乃】
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ナイスバディにかわいい系の顔、これは文句なしの表紙級グラビア。ロリ巨乳の王道中の王道で、際どいことをしなくても画力(えぢから)が強い。ビキニを着て正面から撮るだけで絵になる風格は、俺の中の殿堂入りグラドル・篠崎愛さんをも想起させるね。小細工はいらないって感じの子だな。

キラキラの水面が反射してる腰の部分もプールならではのキレイさだし、脇見せもナイス。あと、上から見下ろしたアングルの時に一本の帯みたいに見えるショーツね。これはみんな結構好きなはず。この写真はなってないんだけど、上から撮るとショーツと肌の間に例の隙間ができがちだから(参考:グラビアディガーDig②)このアングルがくると「おっ!」てなるよな。

若い子ならではのパツパツの肌の張りも言わずもがなのよさ。エネルギーの塊みたいな感じ。
最近はバラエティ番組とかドラマでも活躍してるし、バーンと上り詰めてグラビア卒業ってこともあるだろうな。俺の予想だと長くてあと2年くらいと踏んでる(笑)。残り少ない水着期間を感謝しながら楽しみたいっスね。


◼︎Pick up>【10月10日公開・「デジタル写真集チラ見せ」サイバージャパンダンサーズ】
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この写真はマジでホント意味わかんないんだよ(笑)。しかしサイバージャパンには選ばざるを得ないパワーがある(笑)。
コインランドリー的なとこなのかな? 短すぎるスカートの上にお揃いのニットを着て自ら胸チラ、ってどういう世界観よ(笑)? 妄想に入りそうになるんだけど、この世界観のカオスさに立ち止まってしまう。なんかもはやこういうめちゃくちゃさこそがサイバージャパンのグラビアの中毒性なんかな、って気がしてきたわ(笑)。

この状況「ギャルのお姉ちゃんとその友達に迫られる僕」みたいな感じ(笑)。もしそこに居たとして、「エロい! ラッキー!」っていうより、「どうされちゃうんだろう!?」ってちょっと怖いぐらいだよ。確実に相手のほうが強いから、攻めてこられたら「あースゴいですー」って降参するしかない。あ、これ妄想の話ね(笑)。

服をめくって胸を見せるって、グラビアでも多用される興奮するシチュエーション。実際にはこっちが受け身の時だけ発生する出来事なんで、なかなかないだろうし、夢みたいなもんっスよね。お願いしたらスカートもめくってくれそうだし(笑)。
左の子がイケイケ感あるのに対して、右の子が下を向いてちょっと恥ずかしそうに見える2人のバランスもいい。季節感とかちょっと下品な感じとか本来むちゃくちゃなはずなんだけど、絶妙なバランスで成り立ってるんだよな。
多分いっぱい写真を撮った中で、表情とか構図とか、この絶妙なバランスの一枚が選ばれてるってことなんだろうな。動画と違って、決定的な一瞬を切り取れるのがグラビア写真の良さなんじゃないっスかね。


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またサイバージャパンで語りすぎてしまった(笑)。サイバージャパンみたいに、グラドルがユニットになったグラビアなんかがもっとあっていいかもって思うわ。

毎週たくさんのグラビアを見て思うけど、リアリティがある写真、きれいな画を作るために計算された写真、めちゃめちゃな感じだけど迫力がある写真、いろいろあって正解は1つではないんスよね。毎回気づきがあるから、俺もまだまだ伸び代あるんちゃうかと(笑)。

ではまた来週!


呂布カルマ
愛知県名古屋市在住。プロラッパーでグラビアディガー。音楽レーベルJET CITY PEOPLE代表。
コンスタントに音源のリリースを重ねつつ、『フリースタイルダンジョン』ではモンスターを務めた。

Twitter:@Yakamashiwa
Instagram:ryoffkarma

撮影/荻原大志(呂布カルマインタビュー)