「SHE MEETS SKATE!!」とは?

輝くガールズスケーターを紹介するスケッチー連動企画です!
彼女たちの
スケボーとの出会いスケボーへの思いを知ったアナタは、明日のガールズスケーターかも!?
(※記事の内容は雑誌掲載時のものです。)
第12回はパーク競技の日本代表にして、世界ランク1位の現世界女王・岡本碧優(みすぐ)さんです。
女子レベルを超越した圧倒的な高さ! ステイルフィッシュ!!

初めて観た笹岡建介プロのエアーに一目惚れ

「最初はお兄ちゃんがスケートボードをやっていたんですけど、面白そうだったからやらせてもらったら、今度は私の方が夢中になっちゃったんです!」
こう話す碧優さんのスケートボードとの出会いは小学校2年生の頃。
そこからいろいろなパークに連れていってもらったそうですが、性に合っていたのはストリートではなくミニランプだったそうで、初めてHi-5に行った時に見たバーチカルで笹岡建介プロのエアーに一目惚れ。

「私も跳びたい!!」と志願してTRIFORCE ACADEMYスクールに入るとメキメキと上達。
笹岡家に下宿するため転校までして猛練習を積んだ結果、わずか4年で世界女王へのぼり詰めました。
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碧優さんの高さもバツグン♪ インディノーズボーン!!

3日連続で練習道具を家に置き忘れ!!

それはとある遠征から帰宅した時のこと。
普段練習道具はローカルのHi-5スケートパークに置きっぱなしにしているという碧優さん。
でもこの時は遠征後ということもあり家に直帰。

そして翌日、いつものようにパークに行くと自分のデッキがないことに気づき顔面蒼白。
「でも拳道プロ(碧優さんのコーチ)や賢治さん(拳道さんのお父さん)が、あらかじめに車に積んでいてくれたんです。私が忘れるってことをわかっていたみたいで(笑)」
碧優さんは現在笹岡家にて下宿生活を送っているだけに、何もかもお見通しだったようです。

しかし3日も連続で忘れるとは、かなり図太い神経をお持ちで‥‥(笑)。
“スケッチー”なところもある碧優さんですが、もしかしたらそんな性格が彼女の強さの秘訣なのかもしれません!

(※「スケッチー」とは、トリック(技)をメイク(成功)したものの、不格好だったりする様子を指す言葉。転じて、「イケてない」「悪くはないけれど、さえない」といった意味も持つ言葉です。)
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強靭なメンタルが世界女王の証? バックサイドエアーのメソッドグラブ!!

540初メイクで思わず嬉し泣き

「スケボーをやっていて最高の瞬間はいつですか?」という質問に対し、「練習していたトリックに初めて乗れた時ですね。特に540の時は思わず嬉し泣きしちゃいました」
と碧優さん。

今や彼女の代名詞となっている540ですが、その初メイクまでの道のりは本当に長く険しいものだったそうで、習得にはなんと1年以上の月日を要したそうです。

スポンジプールやレジ―ランプといった専門設備での鍛錬だけでなく、常に成長を見守ってきた笹岡家の皆さんの温かくも厳しい言葉が彼女をここまで成長させてくれました。

碧優さんのプロフィール♪

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【生年月日】2006年6月22日
【スケーター歴】6年
【憧れのスケーター】笹岡建介
【影響を受けたスケーター】笹岡建介
【靴のサイズ】24cm
【好きな映画】特になし
【好きな服のブランド】DC


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【内容紹介】
私には、スケートボードしかない。『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』『いつかティファニーで朝食を』のマキヒロチ最旬作。
若き実力派ガールズスケーター・木下桃。彼女にはスケボーを満足にできない環境の中、もがいた日々があった。
鬱屈とした過去、そこから解き放たれた今、そして未来‥‥。
桃の存在が、憧子(あこ)たちのスケボーへの思いを駆り立てていく。
スケートボードシーンで大反響!!
ガールズスケーター群像劇、過去と今が交差する第4巻。

※本記事掲載の写真のうち、明記のない写真は吉田佳央氏のご提供です。

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