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ゆるふわ獄中コメディ『ごくちゅう！』の漫画のなかで描かれたことについて、「実体験」をもとに、よりDEEPに解説する連載です！


こんにちは、雨宮です！

夏大好きなんですが、刑務所の夏は本当にキツかったです。

夏は入浴が通常の週2から週3に増えたり、ムームー(舎房で着るワンピース)が配られたりしましたが、だからなんだよ！ ってくらいしんどい。

当然舎房にエアコンなどという神器は無く、気温によっては扇風機がつくこともありますが基本、配布される団扇で暑さをしのぎます(しのげるわけない)。

夏季は一日一回濡らしたタオルで体を拭くことが許されてるのはありがたいのですが(全身を拭くのは部屋にあるカーテンで目隠しできる試着室のようなスペースのみ)、汗を拭いたタオルもしっかり洗わないと生乾き臭で即死するので注意が必要です。

タオルは死ぬと二度と生き返りませんし、購入には時間がかかります！ もし刑務所に行くことになったら気をつけてくださいね。

私は刑務作業中に汗を拭いてびしょびしょのハンカチを工場に忘れてしまい、翌日手洗いしたのですがお亡くなりになりました。この経験から何故コミケのヲタからこのにおいがするのか学びました。

覚えてないくらい小さい時以来の汗疹ができました。めちゃくちゃ痛痒い。

これを防ぐのがシッカロールです！ 所謂ベビーパウダーですね。朝部屋を出る前にバンッバンにはたいておくと汗をかいてもサラサラで不快感も少なく汗疹ができるのを防いでくれますし、できてしまった汗疹も治ります。これは刑務所を出ても時々やっていました。お股が蒸れる男性にも良さそう。オススメです！

ではまた！