「SHE MEETS SKATE!!」とは?

輝くガールズスケーターを紹介するスケッチー連動企画です!
彼女たちの”スケボーとの出会い"や"スケボーへの思い"を知ったアナタは、明日のガールズスケーターかも!?

(※記事の内容は雑誌掲載時のものです。)
第17回は坂本美緒さんです♪

日々の疲れはスケートで解消!!

東京・平和島にある室内ランプ「The Yago Skateboard Park」で女性向けのスケボー教室の講師を務めている美緒さん。スケートと出会ったのは中学3年生のころでした。
「通っていた塾の先生がスケーターだったんです。塾の休み時間にボードを借りて、遊び感覚で乗ってみたら楽しくて…」と、美緒さんは振り返ります。

高校に進学した直後は勉強に部活に忙しく、美緒さんはスケートから離れてしまいますが、高校1年の終わりに再開します。
「忙しい日々に疲れて、少し学校を休んでいたんです。『なんとか外に出よう』と思った時、ふとスケートの楽しさを思い出して。知り合いにコンプリートを組んでもらって、本格的に取り組むようになりました」と美緒さん。
受験生だったあの頃を思い出しながら滑っていると、次第に外に出られるようになり、ともに滑る仲間が増え、充実した毎日が始まります。そこから、美緒さんの人生にとってスケートは欠かせないものに。
社会人になった今でも、毎日のようにスケートを楽しみながら、日々の疲れを吹き飛ばしているそうです。

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撮影中もずっと笑顔。講師としても人気バツグンです♡


なかなかうまくいかない。だからこそ…

美緒さん曰く、「スケートの魅力は、見た目には簡単な動きでも、なかなかうまくいかないこと。その分、達成した時の喜びが違います」。
歳を重ねると、自分を褒めてもらえる機会は少なくなりがち。
でも、トリックを成功することが難しいスケートでは、自分の成功を仲間が素直に喜んでくれる。そう簡単には思い通りの動きができないからこそ、大きな喜びを、周りの人と分かち合えるんです。

b/s smithを超クールにメイク!!

上京してすぐに足首を骨折!?

今までで一番のピンチは、社会人になってすぐのこと。
上京を機に「新しいことにチャレンジ♪」と意気込んだ美緒さんは、当時不慣れだったミニランプに果敢に挑戦。
ところが、ミニランプに座り込む形で転倒(!!)し、あえなく骨折…。社会人になってはじめての連休の予定はキャンセルに…(泣)。
「私はとにかくケガが多くて…人に見せられないくらい、足や肘はアザだらけなんです」と美緒さんは笑います。
それでもやっぱり、大好きなスケートはやめられない!! 前向きな美緒さんでした♪


美緒さんのプロフィール♪

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【生年月日】1993年10月22日
【スケーター歴】13年
【憧れのスケーター】ノラ・ヴァスコンセロス、清水潤プロ、武石レオプロ、馬場ちゃん(The Yago Skateboard Parkのオーナー)
【靴のサイズ】CONVERSE CONS Louie Lopez Proモデルの24cm
【好きな映画】となりのトトロ、天使にラブ・ソングを…
【スポンサーブランド】Merci skateboard(フランスのスケートボードブランド)、The Yago


(初出:「月刊ヤングマガジン」2021年第10号)

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【内容紹介】
私には、スケートボードしかない。『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』『いつかティファニーで朝食を』のマキヒロチ最旬作。
憧れのスケーターを前に、恋のほろ苦さを味わう志帆。
一方、憧子の職場に起きた出来事によって、怜との関係にある変化が訪れる。
それぞれがぶつかる壁、乗り越えるための選択。
彼女たちはスケボーとともに、少しずつ前進していく――。
ガールズスケーター群像劇、未来へと踏み出す第5巻。

※本記事掲載の写真のうち、明記のない写真は吉田佳央氏のご提供です。

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