◼︎酒とタバコとラッパーとグラビアの関係性。


どうも、ラッパーの呂布カルマです。
こないだちょっと飲み過ぎた話してもいいっスか? イベントに呼ばれてDJやらせてもらった時、メシも食わずに会場着いて、そこが流行りのクラフトビールが充実してるビールバーだったんスよね。
で、“駆けつけ三杯”じゃ終わらずビールいっぱいいただいちゃって、腹パンパン(笑)。野外だったもんで疲れてたのか家帰ってそのまま寝ちゃって、翌日は二日酔いでまんまと廃人でした(笑)。ビールしか食わなかった日の話っスね…。

酒は結構好きで、普段は焼酎とかハイボール派。『フリースタイルダンジョン』モンスターやってた時も、ちょっと飲んで気分アゲてたりしたんだけど、他のモンスターは“タバコ派”だったんでみんなエグいぐらい吸ってたな(笑)。さすがにバトル前は緊張感ハンパねぇからね。俺はタバコ吸わんし、自分で酒を適量だけ持ってってたんで、バトルもちょうどいい戦闘態勢で仕上げてたっスね。

グラビアも時に興奮、時に緊張を和らげてくれる存在だとディグってると思うわ。まあ俺は”グラビアの効能”信じまくってるから(笑)。
これから見てもらう来週分のグラビアは、キレイなネタが揃ったって印象。最近味濃い系が多かったんで(笑)、こういうのもいいぜ、ってことで。
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◼︎Best 3>【9月4日公開・「ミスマガのアソビバ!」ぴーぴる】
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ぴーぴるさんも今回初めて知ったんだけど、どの写真も幼さと大人っぽさが共存したいい顔してた。撮影した時は現役女子高生だったんスか? どうりでまだちょっと幼いわけだわ。
この写真は背中に手をまわすことで、反り腰になって体にいい曲線が生まれてる。だからスレンダーだけど一層尻が強調されてる。このプリッとしたお尻感がなかったら目に止まってなかったと思うんで、やっぱいいグラビアには必ず“見せ場”があるわけよ。

俺がこの連載やらせてもらって最初にわかったディガーとしての傾向で、“ワンピースタイプの水着選びがち”っていうのがある(笑)。これも無意識的に選んでたけど、レオタードっぽいワンピースなんだよ(笑)。こういうレオタードってグラマーな人が着るといやらしくなりすぎちゃうから、彼女みたいなスレンダーな子が似合うっていう好例ですね。

このちょい怪訝とも見える表情はどういうシチュエーションなんだ? って想像したんだけど、今からシャワー浴びようってところに彼氏がバスルーム入って来て、「ちょっと出て行ってよ」って目で威圧してる感じっスかね(笑)。


◼︎Best 2>【9月4日公開・「ミスマガのアソビバ!」ぴーぴる】
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Best3の写真もだけど、青白い壁に黒いタイルが配置されてるこのバスルーム、結構オシャレ。そこにヌーディなカラーでシンプルなレオタード、ガチャガチャしてなくて全体としてキレイにまとまってるシリーズ。こういうグラビアの“引き算”的な良さもある。

こっちの写真は胸の谷間もしっかりあって、腰のメリハリも見えてて、よりグラビアっぽいボディに見えた。
ここからはあくまで俺の妄想なんだけど…、こういうヌーディーな色の水着は“着てない想定”で見ちゃう(笑)。温泉撮影の時とかもこういう肌色〜白系の水着着てることが多いし。グラビア制作側からの“写真に隠されたメッセージ”を受け取ってしまう、グラビアディガーの性(さが)だわ(笑)。

だからこの写真、バスルームでマッパでシャワーしてるのを覗かれて、「変態」って言ってるシチュエーションなんじゃないかと推測。まあ、真実は闇の中なんだけど(笑)、こういう“見立て”もグラビアの楽しみ方のひとつってことだ(笑)。


◼︎Best 1>【9月3日公開・「魅惑のフェチグラ」片岡沙耶】
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片岡さん、結構がっつりグラビアアイドルやってる時期もあって、俺はその頃から普通にファン。“元気で無邪気で、体は凶暴”みたいな感じでいいよな(笑)。前はちょっとおぼこい印象だったけど、最近はどんどんキレイになってすっかりお姉さんっスね。

これは“着衣巨乳”写真集からの写真だけあって胸の強調がハンパない。この尖りは神に選ばれたグラドルにしか出せないよな。
さらによく見ると、この衣装は前開きのワンピース? 胸元のボタンがはち切れんばかりになってるところが肝。正面からも見てぇ…と思わせられたら勝ちだよな。顔もかわいいし、尻をぷりっと上げてボディラインをキレイに見せてるとこもいいね。

背景、衣装の色味もポップ一枚絵としてしっかり構成されてるところにカメラマンの美学を感じる。おそらく細部までこだわってるからだと思うけど、左側の壁とリボンのピンク、右側の壁とソックスのブルーまでコーディネートされてる。
ナチュラルなグラビアが基本は好きなんスけど、何気なく見えてるこの一枚の完成度は実はすげー高いと思う。


◼︎Pick up>【9月3日公開・「魅惑のフェチグラ」片岡沙耶】
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“着衣巨乳”ってジャンルは本来、“普通に服を着てるにもかかわらず巨乳を隠しきれない”ていうシチュエーションのフェチだと思うんスよね。だから、あくまで自然な着衣の中での写真かと思いきや、Best1の写真もこれも下は元々履いてないっていう(笑)。「下は着衣ちゃうんか」ってツッコミたくなったけど、まんまと選んでもうた(笑)。

これはYシャツを濡らしたシチュエーションだけど、“濡れ”にも種類があって、“濡れ染み”と“濡れ透け”がある。“濡れ染み”例のグレーの生地(Dig⑥Best1の夏目さんのグラビア衣装)が濡れた時で、今回のこっちは完全に“濡れ透け”パターン。濡れて貼りついたYシャツ越しのボディの真の姿を想像しながら、じっくり眺められるのが“濡れ透け”の醍醐味だよな(笑)。
ショーツを履いてるのをギリギリ確認できるところも、制作側のこだわりと見た。

表情もなんか意味ありげでいいね。演技ってよりはリアルな感情が透けて見える感じがある。多分、手に持ってるシャワーでシャツを濡らしてって指示されて、濡らし終えた後のドヤ顔(笑)。でも見ようによっては誘ってるかのようなアンニュイな顔してる。

この写真も、写真全体の色を白、黒、紺色に絞ってるところに透けた肌色と、キレイな構成でまとめられてる良さがある。

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今回は結果的に、割と上品でキレイなグラビアをディグってたな。
ザ・グラビアって感じの、元気さとか下品さとかバカバカしさのあるやつが好きなんだけど、撮り方や作り方を突き詰めて、狙い定めたグラビアにもパワーがあるって気付かされたわ。

こうして毎週「ヤンマガWeb」の多様なグラビアをディグってるうちに、以前なら選ばなかったような写真も選んでる気がする。さらにディガーとしてのレベルが上がって、守備範囲広がってるわ(笑)。
プロのディガーを目指すみんな自分の好みのだけ見るんじゃなく、色々なグラビアの良さを見出して、レベル上げていってほしいね。あと、グラビア女子にはリスペクトを忘れんように(笑)。

ではまた来週!


呂布カルマ
愛知県名古屋市在住。プロラッパーでグラビアディガー。音楽レーベルJET CITY PEOPLE代表。
コンスタントに音源のリリースを重ねつつ、『フリースタイルダンジョン』ではモンスターを務めた。

Twitter:@Yakamashiwa
Instagram:ryoffkarma

撮影/荻原大志(呂布カルマインタビュー)