◼︎“プロ”グラビアディガー・呂布カルマ誕生の年


どうも、ラッパーの呂布カルマです。

今年は世界レベルで予期せぬ事態になって、いろんなことが影響受けたり変わっちまったりした、間違いなく歴史に残る年。
そして俺的にもこの連載に指名されて、“ラップのプロ”だけじゃなくグラビア(ディグ)もプロになった歴史的な年とも言える。ラップより先にグラビアに目覚めて20年近く、両方でプロな奴もそうそういないだろ(笑)。

そんな年の大晦日、「ヤンマガWeb」で7月からディグってきたグラビアのベストofベストを10枚決めようというのが今回の試み。毎回発表してるベストからまず16枚ぐらいに絞って、そこからトップの10枚を選んだ。
改めてベスト10を選ぶとなると、半年かそこらしか経ってないけど前とは刺さる写真がいくらか違ってたりする。こっちの毎回のコンディションとかタイミングによっても、選ぶ写真は変わるもんなんだよな。グラビアはほんと奥が深いっスね。

前置きが長くなっちゃったけど、いよいよ2020年のベストをカウントダウンで発表していきますか。

おっとそういえば、ここからの発表にはリンクが貼られてるんで、グラビアにもディガー記事にも飛べるぜ。
企画名・写真からはその時のグラビアに、「プレイバック」からはその時の記事に一発で飛べるから、ぜひ年末年始にいっぱいグラビアを見て、みんなも自分のもっと好きな一枚を探してほしい。


◼︎2020 Best 10>【8月4日公開・「グラドルが水着で◯◯」8467(やしろなな)】むっちりサウナギャル部門なら、むしろダントツ1位!(笑)

8467(やしろなな)さんのサウナ写真はどれも結構よくてどれか選びたかったんだけど、これを選んだ理由は目が伏せられているところ。
この頃俺はギャルグラビア初心者で、まだギャルが恐くて目を合わせられなかったから(笑)。
だからいまだにギャルが恐いっていうグラビア好きの人には、まず846さんの写真をギャルグラビアの入門としてオススメ。
顔も可愛いし、汗ばんだ肌と腰のボリューム感がナイス!

→「グラビアディガー Dig④」記事をプレイバック!


◼︎2020 Best 9>【8月14日公開・「ミスマガのアソビバ!」吉澤遥奈】
強い目力に張りのある立体的ボディ+男女のストーリー(!?)

09f_ベスト9.jpg 606.81 KB

これは当時「Pick Up」(Best3には漏れたが気になる写真を選ぶ)に置いてた写真だったんだけど、今回見直してみたら10枚選ぶ中で外せなかった。
暗めな中で、この目力は引き込まれる。
顔の側面と胸にきれいにハイライトが入るように撮られていて、まさに「顔と胸をよく見るべし」って無言の強調を主張してる写真。
ツインベッドの手前側の1つに男女が集まってるって状況にもグッと来た。
見えないストーリーを妄想して楽しむ批評も、このあたりから始めたのかも。

→「グラビアディガー Dig⑤」記事をプレイバック!


◼︎2020 Best 8>【9月15日公開・「グラドルが水着で◯◯」瀬山しろ】
白くてメリハリある体の良さが一発でわかるこのシンプルさ!

08f_ベスト8.jpg 697.12 KB

バチっと強い体が真ん中にきてる小細工なしのグラビア。
出るとこ出てるし、くびれるとこくびれてるし、誰がやっても様になるわけじゃないシンプルなポーズで、瀬山さんのボディは明らかに画(え)になってる。
真っ青な水着も白い肌を美しく引き立ててるな。
瀬山さん、今年前半のグラビアでの勢いが後半ちょっと弱くなった気がしてるから、来年はバリバリグラビアに出てきてほしいっスね。

→「グラビアディガー Dig⑩」記事をプレイバック!


◼︎2020 Best 7>【11月24日公開・「グラドルが水着で◯◯」花咲ひより】
グラビアの才能に満ちた骨格と肉付きで復活ネクストブレイク!

07f_ベスト7.jpg 717.87 KB

このグラビアの才能溢れる恵まれた骨格に、柔らかそうでしっかりとした肉付きが素晴らしい。
どこにいても、ある意味こんな謎なボウリング場とピンの使い方でも負けない存在感に成長してきてる。
花咲さんはグラビアに復活してさらに表現の幅が広がった感じがするから、よくいる“ロリ巨乳”キャラという括りではまとめきれないような、グラドルとしてもう一歩先にいく活躍に期待してる。

→「グラビアディガー Dig⑳」記事をプレイバック!


◼︎2020 Best 6>【10月26日公開・「ヤンマガアザーっす!」沢口愛華<YM2020年48号>】
パワーのあるグラビアは水着の奥の隙間まで見たくなる!

06f_ベスト6.jpg 440.87 KB

さすがに“令和のグラビアクイーン”と呼ばれるだけあって、いい写真が多いミスマガ出身の沢口さん。
“シチュエーション的にいい”とか軽い感じじゃなく、可愛い顔にいいおっぱいとなれば、パワーがある写真が出来上がるのは必然か。
ストーリーを必要としない、グラビアだけで直球勝負ができるグラビア。
この写真は手をクロスしてるんだけど、その奥の暗い部分を拡大すると、変形水着の隙間までよく見える(笑)。
気になる細部までズームして見られるのもWebならでは。

→「グラビアディガー Dig⑯」記事をプレイバック!


◼︎2020 Best 5>【10月5日公開・「ヤンマガアザーっす!」豊田ルナ<YM2020年45号>】
眩しすぎる肢体に、失われたはずの爽やかな夏を見た。

05f_ベスト5.jpg 461.83 KB

眩しそうな笑顔も、独り占めしたプールも、すべてがこの爽やかさに繋がってる。
キラッと光って見えたね。
体もすごくキレイだし、ハイレグ競泳水着が脚長感を強調してて肌色が多い。
脇の下の肉の盛り上がった部分は、今見てもデッサンしたい衝動に駆られるいい影の入り方してる。
今年はこんな夏はなかった気がするけど、グラビアの中でみんなの希望を実現してくれてたのかも。
この後、プールに向かってキレイに飛び込んでいくんだろうな、ってこっち側の想像まで爽やかになってるわ(笑)。

→「グラビアディガー Dig⑬」記事をプレイバック!


◼︎2020 Best 4>【9月24日公開・「魅惑のフェチグラ」HIKARU】
研ぎ澄まされた黒ギャルのテカリ肌とシンプル配色に脱帽!

04f_ベスト4.jpg 855.43 KB

グレーと白と茶色に色を絞って描き出されたこんがり肌に脱帽。
オイルでテッカテカに光ってる尻と筋肉質な太ももがセクシーで、汗ばむと染みができるタイプのグレーの生地も好き(笑)。
茶髪のロングヘアでこういうカラコン・メイクって、いわゆるギャルの記号だと思うんだけど、それだけに無駄な贅肉が一切ない肉体美とのギャップが際立ってると感じたインパクトのある写真。

→「グラビアディガー Dig⑪」記事をプレイバック!


◼︎2020 Best 3>【9月3日公開・「魅惑のフェチグラ」片岡沙耶】
計算された配色にわがままボディのとんがりが絶妙マッチ!

03f_ベスト3.jpg 577.55 KB

服を着ててもわかる、おっぱいのとんがりとお尻のプリッと感。
バックの壁の色と靴下とリボンの色、服と靴の色まで細かくこだわってリンクさせてて、全体の配色や構図まで計算されている。
こういう作り込まれた写真は偶然できるものじゃないから、プロの仕事をちゃんと評価したい。
よく見ると胸元のボタンがはち切れんばかりになっていて、少し隙間ができてる。
着衣でも主張の激しい片岡さんのボディだからこそ楽しめる部分だよな。
最近の片岡さんはこういうおしゃれなグラビアが多いイメージ。

→「グラビアディガー Dig⑧」記事をプレイバック!


◼︎2020 Best 2>【10月12日公開・「ヤンマガアザーっす!」菊地姫奈<YM2020年46号>】
16歳にしてこの完成度…間違いなく2020年一番の逸材!

02f_ベスト2.jpg 398.23 KB

菊地さんは今年出会った新たな才能。
さすがミスマガに選ばれただけある逸材感がハンパない。
今後の可能性を感じるこの小悪魔的な表情、すでに胸や太もものポテンシャルは感じるけどこれからまだ肉が付く余地が残されてる体、もはや伸びしろだらけだと思う。
この写真もシンプルだけど表情・ポーズ・スタイルどれも完成度が高い。
これをBest 1にしそうになったけど、まだ16歳ってことで俺は“隠れファン”の身だから踏みとどまってBest 2に。
早く年を重ねてもらって、正式にファンを名乗りたい(笑)。

→「グラビアディガー Dig⑭」記事をプレイバック!


◼︎2020 Best1>【10月7日公開・「デジタル写真集チラ見せ」大原優乃】
王道グラドルのグラビアデビュー時の一枚が今でも燦然と輝いている!

01f_ベスト1.jpg 687.38 KB

やっぱり大原さんのイメージは「晴れ、笑顔、ビキニ」。
それがめちゃめちゃ似合ってるし、こういう太陽みたいな表現をできる人って意外と少ない。
最近のしっとりした表現も魅力的だけど、結局のところ“王道グラビアは強し”ってことだったな。
大原さんは、この体にこの顔ついとんのかい、ってツッコミ入れたくなるぐらいわかりやすい“ロリ巨乳”キャラの代表だけど、不思議と健康的でエロくないんだよな。
“エロかどうか”をある意味超越したような“メジャー感”も王道グラドルには必要な資質なんじゃないかな。
この写真のBest 1は誰もが納得でしょ!

→「グラビアディガー Dig⑬」記事をプレイバック!


◼︎ディガーとして幅が広がった「ヤンマガWeb」2020年総括


この連載を始める前は完全に好みのグラビアだけをディグってたけど、「ヤンマガWeb」に掲載されるグラビアは若い子からベテラン、グラドルだけじゃなく若手女優とかコスプレイヤーなんかもいたりして、かなり振り幅が広いから、自ずと自分のディガーとしての幅も広がったな。
若い子に関してはまだ体型が仕上がっていなくても、可能性込みで評価していくってのは自分にとっても新たな視点だったし。

あとは、俺の好みのムチムチ系だけじゃなく、細いボディにも見どころはたくさんあるんだなってことにも気付けたし、夏あたりにサイバージャパンダンサーズから始まるギャルの波が押し寄せてきて、ギャルグラビアにも目覚めてしまった(笑)。
他にも、今をときめく大原優乃さんや沢口愛華さん、もう1こ前の世代だと浅川梨奈さんとかのデビュー当時の写真も見られて、やっぱりグラビアを席巻して売れていく子は最初からモノが違うんだなって気づきもあったり。

ともかく、新しい目線でグラビアに向き合えた半年だった。

2021年も色々あるだろうけど、ディガーとしては新しいグラビアをディグするのが今から楽しみっスね。
ではまた来年!
_NE_0155.JPG 2.64 MB

呂布カルマ
愛知県名古屋市在住。プロラッパーでグラビアディガー。音楽レーベルJET CITY PEOPLE代表。
コンスタントに音源のリリースを重ねつつ、『フリースタイルダンジョン』ではモンスターを務めた。

Twitter:@Yakamashiwa
Instagram:ryoff000karma

撮影/荻原大志(呂布カルマインタビュー)